錦織が第3セットのタイブレークを制し、4強入りに王手 [USオープン]

「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月27日~9月9日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第21シードの錦織圭(日清食品)が2014年覇者で第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦。セットカウント1-1で迎えた第3セットを錦織がタイブレークで奪い、2-6 6-4 7-6(5)で第4セットに突入した。

 両者の過去の対戦成績は、8勝6敗で錦織がリード。全米では2勝1敗でチリッチが勝ち越している。2014年の決勝ではチリッチが6-3 6-3 6-3で錦織を倒し、グランドスラム初制覇を果たした。今シーズンは4月にモンテカルロ(ATP1000/クレーコート)の準々決勝で対戦し、錦織が6-4 6-7(1) 6-3で勝っている。

 全米に2年ぶり9度目の出場となる錦織は、2014年にグランドスラム自己最高の準優勝。昨年は右手首のケガのため、欠場していた。前回プレーした2016年は、準決勝でスタン・ワウリンカ(スイス)に6-4 5-7 4-6 2-6で敗れていた。

 今大会での錦織は、1回戦でマクミリアン・マルテレル(ドイツ)を6-2 6-2 6-3で退け、2回戦はガエル・モンフィス(フランス)の第2セット途中棄権で勝ち上がり、3回戦で第13シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-4 6-4 5-7 6-1で、4回戦ではフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)を6-3 6-2 7-5で破って8強入りを決めていた。

※写真は錦織圭(日清食品)
NEW YORK, NY - SEPTEMBER 05: Kei Nishikori of Japan returns the ball during his men's singles quarter-final match against Marin Cilic of Croatia on Day Ten of the 2018 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 5, 2018 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. (Photo by Elsa/Getty Images)

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