ナダルがワウリンカとの接戦を制し、19歳チチパスがジョコビッチを倒す [ロジャーズ・カップ]
カナダ・トロントで開催されている「ロジャーズ・カップ」(ATPマスターズ1000/8月6~12日/賞金総額593万9970ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、19歳のステファノス・チチパス(ギリシャ)がウインブルドン・チャンピオンのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を6-3 6-7(5) 6-3で倒す番狂わせに成功した。
チチパスは、第9シードのジョコビッチのサービスを第3セットの序盤にブレークし、そこから自分のサービスをすべてキープして、マスターズで初となる準々決勝進出を決めた。
ロジャーズ・カップで4度優勝した経験を持つジョコビッチは、その暖かく、風のある午後、ヨーク大学キャンパスにあるアビア・センターで、試合が終わりにさしかかるにつれ次第に力を弱めていった。チチパスは、強烈なクロスのウィナーを決めてマッチポイントをつかみ、2時間17分で勝利を完了させた。
そのほかの試合では、第5シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)がフランシス・ティアフォー(アメリカ)との死闘に7-6(1) 3-6 7-6(4)で競り勝った。また、第4シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)が予選を勝ち上がったイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)を7-5 6-3で、第6シードのマリン・チリッチ(クロアチア)は第11シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-3 6-2で退けた。
前年度覇者のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は、予選勝者のダニール・メドベデフ(ロシア)を6-3 6-2で倒した。
世界1位のラファエル・ナダル(スペイン)と元世界3位で現在195位のスタン・ワウリンカ(スイス)が対戦した注目の試合はナイトマッチで行われ、7-5 7-6(4)でナダルが勝利した。試合時間は2時間8分だった。(C)AP(テニスマガジン)
準々決勝
ラファエル・ナダル(スペイン)[1] vs マリン・チリッチ(クロアチア)[6]
ロビン・ハッサ(オランダ)vs カレン・ハチャノフ(ロシア)
グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)[5] vs ケビン・アンダーソン(南アフリカ)[4]
ステファノス・チチパス(ギリシャ)vs アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[2]
※[ ] 内の数字はシード順位
※写真は試合後のラファエル・ナダル(スペイン/右)とスタン・ワウリンカ(スイス)
TORONTO, ON - AUGUST 09: Rafael Nadal (R) of Spain celebrates victory against Stan Wawrinka of Switzerland during a 3rd round match on Day 4 of the Rogers Cup at Aviva Centre on August 9, 2018 in Toronto, Canada. (Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)
Pick up
-
2024-04-22
予約開始『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)5月3日発売!テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Pick up
-
2024-04-22
予約開始『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)5月3日発売!テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Ranking of articles
-
2024-04-30
本戦がスタート、内島萌夏ら日本勢4人がシングルス初戦を突破 [W100カンガルーカップ国際女子]
-
2024-04-26
本玉真唯と柴原瑛菜が日本人対決の準決勝へ、内島萌夏は逆転負け [W100安藤証券オープン東京]
-
2024-04-27
本玉真唯との日本人対決を制した柴原瑛菜がシングルス決勝に進出 [W100安藤証券オープン東京]
-
2024-04-25
シングルスの日本勢は本玉真唯、内島萌夏、柴原瑛菜がベスト8に進出 [W100安藤証券オープン東京]
-
2024-04-30
ナダルが3時間超えの激闘を制して4回戦へ、試合後はカチンにシャツをプレゼント [マドリッド・オープン]