ビーナスが準々決勝へ、キーズは右手首の故障で棄権 [ムバダラ・シリコンバレー・クラシック]

 アメリカ・カリフォルニア州サンノゼで開催されている「ムバダラ・シリコンバレー・クラシック」(WTAプレミア/7月30日~8月5日/賞金総額79万9000ドル/ハードコート)のシングルス2回戦で、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)がヘザー・ワトソン(イギリス)を6-4 4-6 6-0で倒し、ベスト8に進出した。

 第1シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)に続き、水曜日の遅くにマディソン・キーズ(アメリカ)が右手首の故障を理由に棄権を決めたため、第3シードのビーナスがドローに残っている中でもっともシードの高い選手となった。

「ここ数日手首に痛みがあり、今日、悪化したと感じた」とキーズは声明文の中で説明した。

 アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)は、キーズの代役となったラッキールーザーのマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)を6-4 3-6 6-3で下した。第2シードで出場予定だったキーズは、スタンフォードで開催された前年の大会を制していた。

 そのほかの試合では、第5シードのミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)が予選を勝ち上がった16歳のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)を7-5 2-6 6-1で破り、WTAツアーで今季7度目の準々決勝進出を決めた。ブザネスクは3-5の劣勢を覆して第1セットを取り、第3セットでは最初のアニシモワのサービスゲームをブレークすると、4-0と一気にリードを奪った。

 また、マリア・サカーリ(ギリシャ)は第8シードのティメア・バボス(ハンガリー)に対する試合で11ゲームを連取し、 6-0 6-1と圧勝した。サカーリは準々決勝で、ビーナスと対戦することになる。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)
SAN JOSE, CA - AUGUST 02: Venus Williams of the United States returns a shot to Heather Watson of Great Britain during Day 4 of the Mubadala Silicon Valley Classic at Spartan Tennis Complex on August 2, 2018 in San Jose, California. (Photo by Ezra Shaw/Getty Images)

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