クレーを愛するフォニーニが優勝「自分を駆り立てた」 [スキースター・スウェーディッシュ・オープン]

「スキースター・スウェーディッシュ・オープン」(ATP250/スウェーデン・バスタッド/7月16~22日/賞金総額56万1345ユーロ/クレーコート)のシングルス決勝で、 第3シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)が第4シードのリシャール・ガスケ(フランス)を6-3 3-6 6-1で下し、今年2つ目のツアー・タイトルを獲得した。

 これは彼にとってキャリア7つ目のタイトルとなるが、そのすべてが屋外クレーコート上で勝ち獲られてきた。

 ガスケも今季2つ目のタイトルを獲得を目指していた。

 フォニーニは3月にブラジル・オープンで優勝。ガスケは6月にグラスコートのスヘルトーヘンボスの大会を制し、彼にとって30度の決勝進出でキャリア15勝目を挙げていた。

 フォニーニは第1セットで、この試合最初のブレークを献上したあと、5ゲームを連取した。第2セットでは、自らの3連続ダブルフォールトに足を引っ張られ、ガスケが勝負をファイナルセットに持ち込むことに。第3セットはほぼ一方的にフォニーニのペースとなり、4度目のマッチポイントでガスケの最後のフォアハンドがアウトとなり、フォニーニが勝利をものにした。

 第3セットに入ったときの心境を「僕か、ガスケか、勝者はひとりだ。だからよりいいプレーを生み出し、よりアグレッシブにいくために、僕は今一度、自分を駆り立てた」と表現したフォニーニは、「それが試合のカギだった。僕は第3セットで、よりアグレッシブに、そして堅固にプレーし始めた」と分析。それから「疲れたけど、すごくうれしいよ」と優勝の喜びを口にした。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はファビオ・フォニーニ(イタリア)、6月パリで撮影
PARIS, FRANCE - JUNE 4: Fabio Fognini of Italy during Day 9 of the 2018 French Open at Roland Garros stadium on June 4, 2018 in Paris, France. (Photo by Jean Catuffe/Getty Images)

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