JTAが全日本テニス選手権の開催可否を8月19日に決定の方針

公益財団法人日本テニス協会(JTA)は水曜日、同協会が主催する「三菱全日本テニス選手権 95th」(本戦10月24日~11月1日/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/ハードコート)についての発表を行った。

 7月15日に行われた常務理事会において、開催に関する決定は新型コロナウイルス(COVID-19)の感染状況、選手および大会関係者の健康と安全の確保などを考慮し、8月19日(水)に予定されている常務理事会で最終判断を行うことを決定した。

 JTAはコロナウイルス対策基本方針に基づき国内テニス大会最高峰である全日本テニス選手権の開催に向けて最善の努力を継続するとした上で、日程変更を含めた“縮小大会”になると説明した。

 変更の内容として、種目は男女シングルス(各32ドロー)本戦のみを行い、10月27日(火)から11月1日(日)までの6日間の日程(予定)となる。ドロー数の減少に伴い東日本大会と西日本大会は中止し、本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)は無しとする。また、賞金100万円以上の地域選手権に与えられる本戦ワイルドカードも採用を中止する。

 政府や自治体の判断も含めて今後の情勢によっては開催を断念せざるを得ない可能性もあるとJTAは言及し、決定に対する理解を求めた。(テニスマガジン)

写真◎菅原淳 / JUN SUGAWARA

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