セバストワが2年ぶりの決勝でマルティッチと対戦 [BRDブカレスト・オープン]

 アナスタシア・セバストワ(ラトビア)が、ブカレストの決勝に戻ってきた。

「BRDブカレスト・オープン」(WTAインターナショナル/ルーマニア・ブカレスト/7月16~22日/賞金総額25万ドル/クレーコート)のシングルス準決勝で、第1シードのセバストワが第1セットを6-1で取ったあと、対戦相手のポロナ・ヘルツォグ(スロベニア)が故障で棄権したため、試合半ばで勝ち上がりを決めた。

 第8シードのヘルツォグは、右腿に厳重なテーピングを施した姿で試合を始めていた。

 2016年にもブカレストで決勝に進出していたセバストワは、そこでシモナ・ハレプ(ルーマニア)に敗れていた。

 日曜日の決勝で、セバストワは第4シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)と対戦する。マルティッチは準決勝で、地元の期待を背負っていた第2シードのミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)を6-4 6-4で下して勝ち上がった。

 ブザネスクは、マルティッチが4度目のセットポイントをものにして第1セットを取るまで、今週を通して一度もセットを落としていなかった。彼女はウィナー28本とマルティッチに勝っていたが、一方で34本と相手より多くのアンフォーストエラーを犯した。

 6年ぶり2度目となるWTAツアー決勝に至ったマルティッチは、キャリア初のタイトルを目指している。一方のセバストワは、通算3度目のツアー優勝を狙う。セバストワは、ふたりのこれ以前の唯一の対戦である2017年フレンチ・オープン3回戦で、マルティッチに敗れていた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はマイアミの大会でのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)
KEY BISCAYNE, FL - MARCH 24: Anastasija Sevastova of Latvia celebrates a point against Victoria Azarenka of Belarus in their third round match during the Miami Open Presented by Itau at Crandon Park Tennis Center on March 24, 2018 in Key Biscayne, Florida. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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