ウォズニアッキがケルバーにフルセット勝利、サバレンカはキャリア3度目の決勝で初タイトルを目指す [ネイチャーバレー国際]

 イギリス・イーストボーンで開催されている「ネイチャーバレー国際」(WTAプレミア/6月24~30日/賞金総額85万2564ドル/グラスコート)の女子シングルス準決勝で、第1シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が第4シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を2-6 7-6(4) 6-3で下し、同大会で3度目となる決勝進出を決めた。

 ウォズニアッキは決勝でタイトルを賭け、ノーシードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と初対戦する。サバレンカは最初の準決勝で、2008年優勝者のアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)を6-3 1-6 6-3で退けた。

 ウォズニアッキは、この日のケルバーとの試合で、第2セット5-6からマッチポイントを1本凌ぎ、2時間17分の戦いを制した。

 彼女は2009年に優勝を遂げ、昨年は準優勝していた。

「非常にタフな試合だった。私は劣勢に立ち、マッチポイントを握られていた。オンラインのショットを打つことができ、少しラッキーだったわ。それから、何とか切り抜けることができたのよ」とウォズニアッキは振り返った。

「アンジー(ケルバー)とは、常にタフな試合を戦ってきた。だから今日、容易な試合にはならないだろうと思っていたわ」

 サバレンカは、イーストボーンでキャリア3度目となるWTAツアー決勝に進出した。彼女はこれに先立つふたつの決勝、昨年の天津、今年4月のルガーノでは敗れている。

 彼女は、第1セットを最初のサービスエースで締めくくったが、第2セットの第1ゲームでラドバンスカのサービスゲームを破ったあと、ショットのコント―ルを失い始め、6ゲームを連続で落とした。

 第3セットでのラドバンスカは、ワンブレークで3-2とリードし、そこから自分のサービスゲームで40-0と優位に立っていた。しかし、サバレンカはそこから奮起し、最後のゲームでブレークポイントを凌ぎつつ、4ゲームを連取した。

 サバレンカは今週、第7シードで前年度覇者のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を含め、トップ20プレーヤーを3人倒していた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)
EASTBOURNE, ENGLAND - JUNE 29: Caroline Wozniacki of Denmark in action against Angelique Kerber of Germany during her semi-final match on day eight of the Nature Valley International at Devonshire Park on June 29, 2018 in Eastbourne, United Kingdom. (Photo by Bryn Lennon/Getty Images)

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