マリアがセバストワの連覇を阻み、シングルスでWTAツアー初優勝 [マヨルカ・オープン]
「マヨルカ・オープン」(WTAインターナショナル/スペイン・マヨルカ島/6月18~24日/賞金総額25万ドル/グラスコート)のシングルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきたタチアナ・マリア(ドイツ)が第3シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)を6-4 7-5で破り、シングルスでのWTAツアー初優勝を果たした。試合時間は1時間35分。
ダブルスでツアー通算3勝挙げている30歳のマリアは、シングルスでは今回が初の決勝進出だった。今シーズンはここまでに14大会に出場して9大会連続初戦敗退を喫するなど、2勝14敗の戦績で今大会を迎えていた。
この結果でマリアは、セバストワとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2015年6月にマルセイユ(ITF10万ドル/クレーコート)の1回戦で初対戦しており、セバストワが7-6(0) 6-1で勝っていた。
今大会でのマリアは、1回戦で第4シードのアネット・コンタベイト(エストニア)を3-6 6-4 6-3で、2回戦でカリナ・ビットヘフト(ドイツ)を7-6(1) 6-3で、準々決勝で第7シードのルーシー・サファロバ(チェコ)を7-6(3) 4-6 6-4で、準決勝では予選勝者のソフィア・ケネン(アメリカ)を6-2 2-6 6-4で下して決勝進出を決めていた。
マヨルカで3年連続決勝を戦ったセバストワは、大会連覇ならず。初開催だった2016年は、カロリーヌ・ガルシア(フランス)に敗れて準優勝だった。
ダブルス決勝も行われ、第1シードのアンドレア・クレパーチ(スロベニア)/マリア ホセ・マルチネス サンチェス(スペイン)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したサファロバ/バーボラ・ステフコバ(チェコ)を6-1 3-6 [10-3]で下して大会を制した。
※写真は昨年のUSオープンでのタチアナ・マリア(ドイツ)
NEW YORK, NY - AUGUST 31: Tatjana Maria of Germany returns a shot against Madison Keys of the United States during their second round Women's Singles match on Day Four of the 2017 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on August 31, 2017 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. (Photo by Elsa/Getty Images)
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