ジョコビッチがディミトロフをストレートで退けベスト8に進出 [フィーバーツリー選手権]

 イギリス・ロンドンで開催されている「フィーバーツリー選手権」(ATP500/6月18〜24日/賞金総額211万6915ユーロ/グラスコート)のシングルス2回戦で、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を6-4 6-1で比較的簡単に下し、準々決勝に駒を進めた。

 同大会にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した元世界1位のジョコビッチは、2014年チャンピオンに対し、さほど問題を抱えることなく勝利を収めた。ジョコビッチは、獲得した16のグランドスラム・トロフィの最後のものを2016年フレンチ・オープンで獲得。その後はモチベーションの問題と故障に苦しめられたが、今、来月のウインブルドンを前に、自信を取り戻したように見える。

 ジョコビッチは次のラウンドで、アドリアン・マナリノ(フランス)と対戦する。マナリノは2回戦で、ジュリアン・ベネトー(フランス)との同胞対決を7-6(4) 6-3で制した。

 この試合に先立ち、ニック・キリオス(オーストラリア)はアンディ・マレー(イギリス)に対する初戦の勝利に続き、地元選手で第7シードのカイル・エドマンド(イギリス)を7-6(3) 6-7(5) 6-3で下した。

 キリオスは、マレーの待ちわびられた復帰を台無しにし、現イギリスナンバーワンのエドマンドを2回戦で大会からはじき出した。キリオスは準々決勝に勝ち上がる過程で、1度しかブレ―クポイントに直面していない。

 32本のサービスエースを刻んでエドマンドを倒したキリオスは、準々決勝でフェリシアーノ・ロペス(スペイン)と対戦する。ロペスは2回戦で対戦予定だったミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が右肩の故障で棄権したため、不戦勝で8強入りを決めていた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)
LONDON, ENGLAND - JUNE 21: Novak Djokovic of Serbia returns a shot during his men's singles match against Grigor Dimitrov of Bulgaria during Day Four of the Fever-Tree Championships at Queens Club on June 21, 2018 in London, United Kingdom. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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