フェデラーが優勝&世界1位をさらう、グラスコートで18度目のタイトル獲得 [メルセデス・カップ]

 ドイツ・シュツットガルトで開催された「メルセデス・カップ」(ATP250/6月11~17日/賞金総額72万9340ユーロ/グラスコート)のシングルス決勝で、ロジャー・フェデラー(スイス)がミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を6-4 7-6(3)で倒し、3ヵ月の休息後の復帰を優勝で飾った。

 月曜日にラファエル・ナダル(スペイン)から世界1位の座を取り戻すことをすでに確定させていたフェデラーは、第1セット1-1からブレークに成功。第2セットの競り合いの中でも冷静さを保ち続け、タイブレークにもつれ込みながらも1時間18分で決着をつけた。

 2年連続でクレーコート・シーズンを丸々スキップしたが、戻った最初の大会、グラスコート大会で優勝したフェデラーにとって、これは通算98番目のタイトルであり、今季はオーストラリアン・オープンとロッテルダムに続く3つ目のタイトルとなる。

「素晴らしい気持ちだ。僕は力を尽くして戦った。そんなふうにしてついに勝利をつかむことができたとき、喜びはいっそう大きくなる」とフェデラーは試合後にコメントした。昨年、ハレとウインブルドンでの優勝した彼は、これでグラスコートでの連勝記録を16に伸ばした。

 36歳のフェデラーが、世界1位の座をキープしたままウインブルドンに至るには、ドイツ・ハレ(ATP500/6月18〜24日/グラスコート)でタイトルを防衛しなければならない。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は優勝を決めた瞬間のロジャー・フェデラー(スイス)
STUTTGART, GERMANY - JUNE 17: Roger Federer of Switzerland celebrates after winning the final match against Milos Raonic of Canada during day 7 of the Mercedes Cup at Tennisclub Weissenhof on June 17, 2018 in Stuttgart, Germany. (Photo by Alex Grimm/Getty Images)

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