アンディ・マレーがクイーンズクラブの大会で待ちわびられた復帰へ

 アンディ・マレー(イギリス)が、来週のクイーンズクラブでの大会でツアーに復帰することを決断した。腰の故障でほぼ1年近くツアーから離れていたマレーは、初戦でニック・キリオス(オーストラリア)と対戦することになる。

 グランドスラム大会で3度優勝した経験を持つ元世界ナンバーワンのマレーは、腰の故障とそれに続く手術のため、昨年のウインブルドンを最後に公式戦でプレーしていない。

 マレーは来週の大会開幕に先立ち、金曜日にクイーンズクラブで練習を行い、出場するか否かの決断を土曜日まで待った末に、大会開催者に出場の意思を告げた。

「アンディ・マレーはプレーするということをはっきり告げてきた」と大会側は公式ツイッターを通して報告した。

 マレーは24位のキリオスに対して過去5対戦で全勝してはいるが、復帰第1戦ということを考えると厳しい相手となる。

 フレンチ・オープン優勝者のラファエル・ナダル(スペイン)は先の水曜日、ウインブルドンまでに体調を整えるためと称して大会出場を取り消していた。

 イギリス・ロンドンのクイーンズクラブで行われるグラスコートの歴史的大会、「フィーバーツリー選手権」(ATP500/6月18~24日)は、7月2日から始まるウインブルドンの主要なウォームアップ大会の一角となっている。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は会場で練習中のアンディ・マレー(イギリス)
LONDON, ENGLAND - JUNE 15: Andy Murray of Great Britain hits a backhand in practice during preview Day 3 of the Fever-Tree Championships at Queens Club on June 15, 2018 in London, United Kingdom. (Photo by Patrik Lundin/Getty Images for LTA)

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