土居美咲がリュー理沙マリーを下して全試合ストレート勝利で優勝、単複2冠を達成 [富士薬品セイムス ウィメンズカップ in 甲府]

 ITF(国際テニス連盟)女子サーキット「富士薬品セイムス ウィメンズカップ in 甲府」(山梨県甲府市・山梨学院横根テニス場/本戦6月12~17日/賞金総額2.5万ドル/ハードコート)は最終日を迎え、シングルス決勝が行われた。

 ベスト4を日本勢が独占したシングルスの決勝は、第5シードの土居美咲(ミキハウス)がリュー理沙マリー(沖縄尚学高等学校)を6-2 6-3で退け、全試合ストレート勝利で優勝を果たした。

 江口実沙(橋本総業ホールディングス)と組んでダブルスに第3シードで出場していた土居は、前日に行われた決勝で第4シードの西本恵(島津製作所)/高畑寿弥(橋本総業ホールディングス)を6-3 6-7(2) [10-8]で破っており、単複2冠を達成した。

 土居がシングルスでタイトルを獲得したのは、昨年3月のサンアントニオ(WTA125K/ハードコート)以来となる。ITF女子サーキットでは、2015年の香港(ITF5万ドル/ハードコート)に続く通算6勝目を挙げた。

 今大会での土居は、1回戦で山口芽生(橋本総業ホールディングス)を6-3 6-3で、2回戦で高畑寿弥(橋本総業ホールディングス)を6-3 6-2で、準々決勝で第2シードの小堀桃子(橋本総業ホールディングス)を6-4 7-5で、準決勝では本玉真唯(フリー)を6-2 6-2で下して決勝進出を決めていた。

 現在オクラホマ州立大学でプレーしている21歳のリューは、ITF女子サーキットのシングルスで準々決勝以上に勝ち上がったのは今回が初めてだった。

シングルス決勝

○25土居美咲(ミキハウス)[5] 6-2 6-3 ●6リュー理沙マリー(沖縄尚学高等学校)[Q]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

※写真はシングルス優勝の土居美咲(ミキハウス/右)と準優勝のリュー理沙マリー(沖縄尚学高等学校/左)
写真提供◎Fuji Yakuhin SEIMS Women's Cup in Kofu

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