斉藤貴史が野口莉央を下して3年ぶりの優勝 [F7軽井沢フューチャーズ]

 ITF(国際テニス連盟)男子フューチャーズ大会の「ポルシェ 軽井沢フューチャーズ」(長野県北佐久郡・軽井沢会テニスコート/本戦6月4~10日/賞金総額2.5万ドル/クレーコート)は最終日を迎え、シングルス決勝が行われた。

 試合は雨天により「JNSテニスアカデミー軽井沢」の室内ハードコートに移動して行われた。

 8強を日本勢が独占したシングルスの決勝は、第7シードの斉藤貴史(橋本総業ホールディングス)が第5シードの野口莉央(明治安田生命)を6-3 6-4で倒し、今季初優勝を果たした。試合時間は1時間12分。

 斉藤のフューチャーズ大会のシングルスでのタイトル獲得は、2015年6月の軽井沢(ITF1万ドル/クレーコート)以来で通算3勝目となる。

 この結果で斉藤は、野口との対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は1ヵ月前にトゥアティエン フエ(ITF1.5万ドル/ハードコート)の準々決勝で初対戦しており、野口が4-6 7-5 6-3で勝っていた。

 今大会での斉藤は、1回戦で予選勝者の小ノ澤新(エキスパートパワーシズオカ)を7-6(11) 6-4で、2回戦で上杉海斗(江崎グリコ)を0-6 7-5 7-5で、準々決勝で第1シードの福田創楽(イカイ)を6-1 2-6 6-4で、準決勝では菊池玄吾(福井県スポーツ協会)を4-6 7-6(6) 6-3で下して決勝進出を決めていた。

シングルス決勝

○8斉藤貴史(橋本総業ホールディングス)[7] 6-3 6-4 ●17野口莉央(明治安田生命)[5]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

※写真はシングルス優勝の斉藤貴史(橋本総業ホールディングス/右)と準優勝の野口莉央(明治安田生命/左)
写真提供◎(一社)軽井沢テニス協会

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