ナダルがシュワルツマンを4セットで退け準決勝へ [フレンチ・オープン]

「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月27日~6月10日/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第11シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を4-6 6-3 6-2 6-2で倒し、ベスト4進出を決めた。試合時間は3時間42分。

 この試合は前日に行われていたが、ナダルから4-6 5-3の時点で降雨により順延となっていた。

 全仏に14年連続出場となるナダルは、昨年の決勝でスタン・ワウリンカ(スイス)を倒して自身の持つ最多記録を更新する10度目の優勝。クレーコートの前哨戦では、モンテカルロ(ATP1000)、バルセロナ(ATP500)、ローマ(ATP1000)でタイトルを獲得し、今大会を迎えている。

 この結果でナダルは、シュワルツマンとの対戦成績を6勝0敗とした。今シーズンはここまでに2度対戦し、1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の4回戦は6-3 6-7(4) 6-3 6-3で、5月のマドリッド(ATP1000/クレーコート)の3回戦では6-3 6-4で、いずれもナダルが勝っていた。

 今大会でのナダルは、1回戦でラッキールーザーのシモーネ・ボレッリ(イタリア)を6-4 6-3 7-6(9)で、2回戦でギド・ペラ(アルゼンチン)を6-2 6-1 6-1で、3回戦で第27シードのリシャール・ガスケ(フランス)を6-3 6-2 6-2で、4回戦ではマクミリアン・マルテレル(ドイツ)を6-3 6-2 7-6(4)で破って8強入りを決めていた。

 この試合でナダルは今大会初めてセットを落とし、2015年の準々決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れてからのフレンチ・オープンでの連続セット獲得数は37で途切れた。

 ナダルは準決勝で、第3シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と第5シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。

※写真はラファエル・ナダル(スペイン)
PARIS, FRANCE - JUNE 07: Rafael Nadal of Spain plays a forehand during the mens singles quarter finals match againts Diego Schwartzman of Argentina during day twelve of the 2018 French Open at Roland Garros on June 7, 2018 in Paris, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles