錦織は3度目の対戦でティームに初黒星を喫し、4回戦で敗退 [フレンチ・オープン]

「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月27日~6月10日/クレーコート)の男子シングルス4回戦で、第19シードの錦織圭(日清食品)は第7シードのドミニク・ティーム(オーストリア)に2-6 0-6 7-5 4-6で敗れた。試合時間は2時間28分。

 全仏に6年連続8度目の出場となった錦織は、2014年と17年のベスト8がこれまでの最高成績。昨年は準々決勝で、アンディ・マレー(イギリス)に6-2 1-6 6-7(0) 1-6で敗れていた。

 この結果でティームは、錦織と3度目の対戦で初勝利を挙げた。初対戦だった2015年6月のハレ(ATP500/グラスコート)の1回戦は7-6(4) 7-5で、2016年5月のローマ(ATP1000/クレーコート)の準々決勝では6-3 7-5で、いずれも錦織が勝っていた。

 今大会の錦織は、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のマキシム・ジャンビエ(フランス)を7-6(0) 6-4 6-3で、2回戦でブノワ・ペール(フランス)を6-3 2-6 4-6 6-2 6-3で、3回戦ではジル・シモン(フランス)を6-3 6-1 6-3で破り、3試合連続で地元フランス勢を倒して16強入りを決めていた。

 ティームは準々決勝で、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは4回戦で、カレン・ハチャノフ(ロシア)を4-6 7-6(4) 2-6 6-3 6-3で下しての勝ち上がり。

 昨シーズンを5位でスタートした錦織は、8月のシンシナティ(ATP1000/ハードコート)で大会前の練習中に右手首を負傷して戦線を離脱。1月のニューポートビーチ(ATPチャレンジャー/15万ドル/ハードコート)で公式戦復帰を果たし、翌週のダラス(ATPチャレンジャー/12.5万ドル/室内ハードコート)で今季初タイトルを獲得した。今大会は、復帰後初のグランドスラム大会となる。

 復帰後10大会目だった錦織は、トップ10の選手との今季6度目の対戦で3敗目を喫した。

※写真は錦織圭(日清食品)
PARIS, FRANCE - JUNE 03: Kei Nishikori of Japan plays a forehand during his mens singles fourth round match against Dominic Thiem of Austria during day eight of the 2018 French Open at Roland Garros on June 3, 2018 in Paris, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles