大坂なおみが19歳のケニンをストレートで退け初戦突破 [フレンチ・オープン]

「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月27日~6月10日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第21シードの大坂なおみ(日清食品)が19歳のソフィア・ケニン(アメリカ)を6-2 7-5で破り、初戦を突破した。試合時間は1時間14分。

 全仏に3年連続出場となる大坂は、初出場だった2016年に3回戦進出。昨年は1回戦で、アリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)に3-6 5-7で敗れていた。今大会は大坂にとって、シード選手として迎える初めてのグランドスラム大会となる。

 この結果で大坂は、ケニンとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2014年1月にベロビーチ(ITF2.5万ドル/クレーコート)の予選で初対戦しており、ケニンが6-4 7-5で勝っていた。

 20歳の大坂は、3月のインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)でツアー初優勝。決勝までの過程で、世界ランク1位経験者のマリア・シャラポワ(ロシア)、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)、シモナ・ハレプ(ルーマニア)を倒し、翌週のマイアミ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)では1回戦でグランドスラム23勝のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)から金星を挙げていた。

 大坂は2回戦で、ザリナ・ディアス(カザフスタン)と対戦する。ディアスは前日に行われた1回戦で、マグダ・リネッテ(ポーランド)を6-3 6-1で下しての勝ち上がり。

※写真は大坂なおみ(日清食品)
PARIS, FRANCE - MAY 28: Naomi Osaka of Japan serves during the ladies singles first round match against Sofia Kenin of The United States during day two of the 2018 French Open at Roland Garros on May 28, 2018 in Paris, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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