19歳の小堀桃子が単複2冠、シングルスで国際大会初優勝 [軽井沢国際女子]
ITF(国際テニス連盟)女子サーキット「ヨネックス 軽井沢国際女子テニス大会」(長野県北佐久郡・風越公園屋外テニスコート/本戦5月22~27日/賞金総額2.5万ドル/砂入り人工芝コート)は最終日を迎え、シングルス決勝が行われた。
日本人対決となったシングルス決勝は、第3シードの小堀桃子(橋本総業ホールディングス)が第4シードの井上雅(テニスラウンジ)を6-0 6-2で倒して優勝を果たした。
清水綾乃(Club MASA)と組んでダブルスに第1シードで出場していた小堀は、前日に行われた決勝で前年優勝ペアの細沼千紗(福井県スポーツ協会)/森崎可南子(筑波大学)を6-0 6-3で破っており、単複2冠を達成した。19歳の小堀がITF女子サーキットのシングルスでタイトルを獲得したのは、今回が初めてとなる。
この結果で小堀は、井上との対戦成績を3勝0敗とした。初対戦だった昨年10月の牧之原(ITF2.5万ドル/砂入り人工芝コート)の準決勝は1-6 6-2 6-1で、3週間前の岐阜(ITF8万ドル/ハードコート)の2回戦では6-3 6-3で、いずれも小堀が勝っていた。
今大会での小堀は、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)の宮地蘭(ビッグK)を6-2 6-0で、2回戦でカロライン・べルナー(ドイツ)を6-2 6-4で、準々決勝で予選勝者の森崎可南子(筑波大学)を6-2 7-6(3)で、準決勝では第5シードのタミ・パターソン(オーストラリア)を5-7 6-4 6-4で下して決勝進出を決めていた。
シングルス決勝
○24小堀桃子(橋本総業ホールディングス)[3] 6-0 6-2 ●9井上雅(テニスラウンジ)[4]
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位
※写真はシングルス優勝の小堀桃子(橋本総業ホールディングス/左)と準優勝の井上雅(テニスラウンジ/右)
写真提供◎軽井沢国際女子テニス大会実行委員会
撮影◎北沢 勇(オフィシャルカメラマン)
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