ウォズニアッキら8強が出揃う、ハレプはキーズの棄権で首位キープに一歩前進 [BNLイタリア国際]

 イタリア・ローマで開催されている「BNLイタリア国際」(WTAプレミア5/5月14~20日/賞金総額335万1720ドル/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、マディソン・キーズ(アメリカ)が右脇腹の故障で棄権し、シモナ・ハレプ(ルーマニア)が世界ナンバーワン維持に向けて一歩前進した。

 キーズはまた、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)と組んでいたダブルスも棄権した。

 ハレプが1位の座をキープするには、この大会で世界2位のカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)よりも先まで勝ち進む必要がある。

 昨年のローマ決勝で、ハレプは足首を捻挫してしまい、挽回されてエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)に敗れていた。

 ハレプは次のラウンドで、USオープン・チャンピオンのスローン・スティーブンス(アメリカ)を6-1 7-6(7)で破って勝ち上がった第7シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)と対戦する。

 第2シードのウォズニアッキは第15シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)を6-2 5-7 6-3で下し、準々決勝でアネット・コンタベイト(エストニア)と戦うことになった。コンタベイトは、第8シードで1999年覇者のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を6-2 7-6(3)で退けた。

 第4シードのスビトリーナもまた、お粗末な出だしを克服して第14シードのダリア・カサキナ(ロシア)を0-6 6-3 6-2で倒し、準々決勝に進出した。彼女は次に、元世界1位のアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と対戦する。第11シードのケルバーは、マリア・サカーリ(ギリシャ)を6-1 6-1で片付けた。

 このローマは、あと10日程で始まるフレンチ・オープンの前哨戦として、最後のメジャーイベントだ。

 ロラン・ギャロスのタイトル防衛の準備をしているエレナ・オスタペンコ(ラトビア)は第1セットを落としながら挽回し、ジョハナ・コンタ(イギリス)に2-6 6-3 6-4に逆転勝ちした。

 第5シードのオスタペンコは次のラウンドで、同大会優勝歴3回のマリア・シャラポワ(ロシア)と対戦する。シャラポワはダリア・ガブリロワ(オーストラリア)を6-3 6-4で下して勝ち上がった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)
ROME, ITALY - MAY 17: Caroline Wozniacki of Denmark celebrates a point in her match against Anastasija Sevastova of Latvia during day 5 of the Internazionali BNL d'Italia 2018 tennis at Foro Italico on May 17, 2018 in Rome, Italy. (Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)

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