チャールストンで非公式のチームイベントが開幕、ケニンとフェルナンデスが勝利

アメリカ・サウスカロライナ州チャールストンで非公式のチームイベント「クレジット・ワン・バンク招待」が開幕し、ソフィア・ケニン(アメリカ)とレイラ・フェルナンデス(カナダ)が勝ち星を挙げた。

 同大会は毎年春に開催されるWTAツアー公式戦「ボルボ・カーズ・オープン」(WTAプレミア/クレーコート)と同じ会場で行われ、16人の女子選手が2つのチーム分かれて単複の試合をプレーする。収益の半分は、大会を通して健康と安全の手順を管理するサウスカロライナ医科大学に寄付される。

 雨天により開始が遅れたオープニングマッチは、チームPEACEのケニンがチームKINDNESSのアリソン・リスク(アメリカ)を6-1 6-1で退けた。今シーズンのケニンはオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム初優勝を果たし、3月にはリヨン(WTAインターナショナル/室内ハードコート)で今季2勝目を挙げていた。

 続いての試合では、チームKINDNESSのフェルナンデスがチームPEACEのエマ・ナバーロ(アメリカ)との10代対決を6-4 6-0で制した。両者は昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリクレーコート)でジュニアの部の決勝を争い、フェルナンデスが6-3 6-2で勝っていた。

 第3試合はアマンダ・アニシモワ(アメリカ/チームKINDNESS)とダニエル・コリンズ(アメリカ/チームPEACE)が対戦したが、コリンズが第1セットで4-1として時点で雷雨に見舞われ中断した。結局そのあとに予定されていたアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア/チームPEACE)とシェルビー・ロジャーズ(アメリカ/チームKINDNESS)の対戦も含め、水曜日に順延となった。

 大会のルールとして2日目までの試合が勝ち点「1」、3日目と4日目が勝ち点「2」、5日目と最終日のスーパーサンデーは勝ち点「3」が与えられ、総得点の多いチームの勝利となる。(テニスマガジン)

※写真はオーストラリアン・オープンでのソフィア・ケニン(アメリカ)(Getty Images)

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