シグムンドがバドーサとのノーシード対決を制して準々決勝進出 [フレンチ・オープン]

今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、ラウラ・シグムンド(ドイツ)がパウラ・バドーサ(スペイン)とのノーシード対決を7-5 6-2で制し、ベスト8に進出した。試合時間は1時間36分。

 ロラン・ギャロスに3年連続4度目の出場となる32歳のシグムンドは昨年の大会で本戦初勝利を挙げたあと、2回戦でベリンダ・ベンチッチ(スイス)に6-4 4-6 4-6で敗れていた。これまでのグランドスラムでの最高成績は、全豪と全米で2016年にマークした3回戦進出だった。

フレンチ・オープン2020|トーナメント表

 この結果でシグムンドは、バドーサとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。クレーコートでは過去2度対戦し、2014年5月のローマ(WTAプレミア5)の2回戦はジャンが7-6(6) 5-7 6-3で、2018年5月のプラハ(WTAインターナショナル)の準決勝ではクビトバが7-6(6) 6-0で勝っていた。

 5年前の2015年にロラン・ギャロスのジュニアの部でチャンピオンに輝いていた22歳のバドーサは、昨年10月に静岡県のITF2万5000ドル大会(砂入り人工芝コート)に参戦して牧之原でタイトルを獲得していた。

 今大会でのシグムンドは、1回戦でクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を7-5 6-3で、2回戦でユリア・ゲルゲス(ドイツ)を1-6 6-1 6-3で、3回戦では第13シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)を6-7(5) 6-3 6-0で破って16強入りを決めていた。

 シグムンドは準々決勝で、第7シードのペトラ・クビトバ(チェコ)と対戦する。クビトバは4回戦で、ジャン・シューアイ(中国)を6-2 6-4で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

※写真はラウラ・シグムンド(ドイツ)
PARIS, FRANCE - OCTOBER 03: Laura Siegemund of Germany plays a forehand during her Women's Singles third round match against Petra Martic of Croatia on day seven of the 2020 French Open at Roland Garros on October 03, 2020 in Paris, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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