エース対決で大坂なおみがコンタに敗れ、イギリスが王手 [フェド杯プレーオフ 日本対イギリス]

 女子テニスの国別対抗戦「フェドカップ(フェド杯)」のワールドグループ2部プレーオフ「日本対イギリス」(4月21、22日/兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム/室内ハードコート)の第3試合のエース対決で日本の大坂なおみ(日清食品:単22位)がイギリスのジョハナ・コンタ(単23位)に3-6 3-6で敗れ、イギリスが2勝目を挙げた。試合時間は1時間15分。

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 初日のシングルスでは、第1試合で大坂がヘザー・ワトソン(単77位)を6-2 6-3で破り、第2試合で奈良くるみ(安藤証券:単100位)がコンタに4-6 2-6で敗れ、1勝1敗で2日目を迎えていた。

 この結果でコンタは、大坂との対戦成績を4勝0敗とした。昨年は2度対戦し、1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の2回戦は6-4 6-2で、4月のシュツットガルト(WTAプレミア/室内クレーコート)の1回戦では7-6(5) 3-6 6-1で、いずれもコンタが勝っていた。

 昨年2月のアジア・オセアニア予選(カザフスタン・アスタナ/室内ハードコート)で代表デビューを果たした大坂は今回が2度目のフェド杯だったが、シングルス6試合目で初黒星を喫した。

 日本は、2月7日(水)から10日(土)にかけてインド・ニューデリー(RK カナ テニス・スタジアム/ハードコート)で開催されたアジア・オセアニアグループ1部を勝ち抜き、3年ぶりのプレーオフ進出を決めていた。

 イギリスはエストニア・タリンで行われたヨーロッパ・アフリカグループ1部(2月7~10日/室内ハードコート)に出場。シングルスがコンタとワトソン、ダブルスにケイティ・ブルター/アンナ・スミスの布陣でグループリーグはポルトガルとエストニアを相手に全勝し、昇格プレーオフではハンガリーを2勝0敗で破ってプレーオフに進出した。

 日本とイギリスは過去に1972年と1985年に2度対戦があり、いずれもイギリスが勝利をおさめている。

※文中の世界ランクは4月16日付、出場選手は変更される可能性があります。

ワールドグループ2部プレーオフ 日本 1-2 イギリス

第1日|4月21日(土)

第1試合 ○大坂なおみ(日清食品:単22位)6-2 6-3 ●ヘザー・ワトソン(単77位)

第2試合 ●奈良くるみ(安藤証券:単100位)4-6 2-6 ○ジョハナ・コンタ(単23位)

第2日|4月22日(日)

第3試合 ●大坂なおみ(日清食品:単22位)3-6 3-6 ○ジョハナ・コンタ(単23位)

第4試合 奈良くるみ(安藤証券:単100位)vs ヘザー・ワトソン(単77位)

第5試合 加藤未唯(ザイマックス:複55位)/二宮真琴(橋本総業ホールディングス:複40位)vs アンナ・スミス(複48位)/ガブリエラ・テイラー(複499位)

※ルールにより第2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり

※写真は大坂なおみ(日清食品)
撮影◎毛受亮介/テニスマガジン

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