クンクンが17歳のアンドレスクを下して単複2冠を達成 [甲府国際オープン女子]
ITF(国際テニス連盟)女子サーキット「甲府国際オープン」(山梨県甲府市・山梨学院横根テニス場/本戦3月27日~4月1日/賞金総額2.5万ドル/ハードコート)は最終日を迎え、女子シングルス決勝が行われた。
シングルス決勝は海外勢同士の対戦となり、第1シードのルクシカ・クンクン(タイ)が第8シードのビアンカ・アンドレスク(カナダ)を6-3 6-3で下して優勝を果たした。試合時間は1時間20分。
ガオ・シンユー(中国)とのペアでダブルスにも出場していたクンクンは、前日に行われた決勝で林恵里奈(福井県体育協会)/小堀桃子(橋本総業ホールディングス)を6-0 2-6 [10-4]で破っており、単複2冠を達成した。
両者は今回が初対戦。17歳のアンドレスクは、昨年の全豪ジュニアと全仏ジュニアのダブルスを制するなど、ITFジュニア世界ランク最高3位をマークしていた。
今大会でのクンクンは、1回戦でハリエット・ダート(イギリス)を6-4 6-1で、2回戦で予選勝者の秋田史帆(北島水産)を6-3 6-1で、準々決勝で予選勝者のレベッカ・マリノ(カナダ)を7-5 2-6 7-5で、準決勝では第3シードのジュ・リン(中国)を6-1 6-2で破って決勝進出を決めていた。
クンクンのITF女子サーキットのシングルスでのタイトル獲得は、昨年8月のノンタブリー(ITF2.5万ドル/ハードコート)以来で通算14勝目となる。
女子シングルス決勝
○1ルクシカ・クンクン(タイ)[1] 6-3 6-3 ●17ビアンカ・アンドレスク(カナダ)[8]
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位
※写真はシングルス優勝のルクシカ・クンクン(タイ/右)と準優勝のビアンカ・アンドレスク(カナダ/左)
写真提供◎甲府国際オープン大会事務局
撮影◎渡辺純一
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