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成果ありっ! 第7回テニマガ公開講座
2009年04月01日発売
本体価格:
こちらテニマガ編集部、
おかげさまで第7回テニスマガジン公開講座が無事に終了しました。
講師は堀内昌一・亜細亜大学テニス部監督、監督の著書「丸ごと一冊サービス」をテキストに、講義⇒オンコートレッスンの順序で進行しました。
いつも応募開始とともにすぐに満員になってしまう人気講座は、今回もたくさんのご応募をいただきました。こちらが、今回参加された総勢70名のみなさん。遠く、九州、関西、北信越、東海地区からもご参加がありました。
朝9時から1時間の講義を受講していただくところから始まります。
みなさん真剣な表情。上達しようという思いがびんびん伝わってきました…ほんとに…。オンコートレッスンの前に、正しいサービスフォームとは何かを勉強します。スライドショーを見ながら、この日のレッスン内容を確認。
堀内監督、森稔詞コーチ(亜細亜大)がデモンストレーション。
サービスは野球の投球フォームと非常によく似ています。そこからヒントをもらいます。野球のピッチャーが、自身の体の使い方をとことん研究して、よいボールを投げようと努力しているように、テニスプレーヤーも、道具を持つ前に、自身の体の使い方が正しくできているかをとことんチェックしましょう。もっとも機能的な体の使い方を身につけることが、ラケットを持ったときに正しいサービスフォームにつながり、意図したところへ何度でも入るサービスへとつながっていきます。
そこで、いきなりラケットは持たず、自身の体をきちんと動かせるようにしていきます。
たいへんきれいなフォームで、ボールを投げていますね。この調子でいけば、ラケットを持ってもいいサービスにつながるとイメージできます。(腕の回内/回外運動をチェックした後、上体を回す運動へ進みます)
亜細亜大の1年生、田村和也選手が遠投のデモンストレーション。上体をひねって、戻す! 軽く、バックフェンス超えを披露して、大きな拍手が沸きました。
これはフェンスの外からボールを打つ練習。大きなフェンスを前にして打球するとなると、体の向き、スイング方向が限られてきます。それこそ正しいサービスフォーム習得の基本となる動作。
最初のうちこそ、フェンスに「ばちんっ」「バチンッ」とぶつけていた参加者のみなさんでしたが、途中からコツをつかんでぶつけなくなってきました。すると、ボールがきれいな放物線を描いて飛んでいくように。すなわち、この日、目指してきた「ナチュラルスピン」のかかった、安定したサービス軌道と言えます。
こちらテニマガ公開講座オリジナル特製うちわ(注/堀内監督考案)。これをグリップに挟んでサービスの素振り。頭の位置を動かさずに「Tennis Magazine」の文字を横に読み、
頭の位置を動かさずに、動作を続けて、インパクト、フォロースルー。そのときうちわの裏側が読めたら、正しい素振り。
「この調子で!」
この文字をしっかりタテに読むことです。
では、全員でうちわ素振り。
どうですか!この光景! すごく上達したことがわかって、編集部一同、感動した場面(涙)。
もちろん、これを「自分のもの」にするまでにはまだまだ時間はかかると思いますが、あきらめずに、習得できるまで練習し続けましょう。
きっとうまくなりますよ!
ところで、次回の公開講座開催日が決定しました。
講師◎堀内昌一監督(亜細亜大学テニス部)
テキスト◎丸ごと一冊サービス
日時◎7月18日(土)、9時〜13時
場所◎亜細亜大学テニスコート
募集◎70名(参加資格問わず)。
募集開始は5月下旬を予定しています。詳細はテニスマガジン7月号、およびHPにて追ってご連絡します。
それでは、またお会いしましょう。