イギリス・ロンドンで開催されている「ウインブルドン」(7月2~15日/グラスコート)の大会6日目。

 アリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)は、ウインブルドン2週へ目の彼女の進撃が若い同性愛者たちに、より自信を与えるよう願っている。

 3月に他の女性と付き合っていることを明かした24歳のバン ウィトバンクは、土曜日に行われた女子シングルス3回戦で第28シードのアネット・コンタベイト(エストニア)を6-2 6-3で破り、ウインブルドンで初めてベスト16に進出した。

 世界ランク47位のバン ウィトバンクは、過去4度のウインブルドン本戦で1試合にしか勝ったことがなかったが、今回は2回戦でディフェンディング・チャンピオンのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を倒す金星を挙げたことで存在感を示して見せた。

「お手本になりたかったからカミングアウトした訳じゃないわ」とバンウィトバンクは言った。「私はただ、より若い人々に、カミングアウトする自信を持たせてあげることができればうれしいの」

 バン ウィトバンクは、以前にもグランドスラム大会の2週目に至ったことがあった。彼女は2015年のフレンチ・オープンで、準々決勝まで勝ち進んでいた。

 しかしながら、その大会と今回のウインブルドンを除けば、彼女はグランドスラム大会で3度しか勝利を挙げていない。彼女のパートナーであるグリート・ミネン(ベルギー)――テニス選手で世界ランク546位――は、大会を通してコートサイドで彼女を見守ってきた。

「私たちはいいチームなの」とバン ウィトバンクは言った。

「彼女もまたテニスプレーヤーだから、彼女がテニスを理解しているというのは、本当にいいことだわ」

 ウインブルドンにおけるバン ウィトバンクのキャリア最高のパフォーマンスの成就は、また相応しいタイミングで起きたと言える。彼女がコート上にいる間、街中で1万人の人々がイギリスのLGBT(レズ、ゲイ、バイ、トランスジェンダー)コミュニティを祝うパレードに参加し始めていた。

 もっとも、第14シードのダリア・カサキナ(ロシア)に対する4回戦が月曜日に予定されている中、バン ウィトバンクにはどんなお祝いを行う用意もなかった。

「誰かが、今日プライド・パレードがあると言っていたけど、私はただ、休息を取るわ」とバン ウィトバンクは笑いながら言った。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は2回戦でガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を倒したあとのアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)
LONDON, ENGLAND - JULY 05: Alison Van Uytvanck of Belgium celebrates after defeating Garbine Muguruza of Spain in their Ladies' Singles second round match on day four of the Wimbledon Lawn Tennis Championships at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 5, 2018 in London, England. (Photo by Clive Mason/Getty Images)

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