ITF(国際テニス連盟)の男女混合国別対抗戦「ホップマンカップ」(12月29日~1月5日/オーストラリア・パース/室内ハードコート)の大会6日目は、グループBのラウンドロビン最終戦が行われた。

 スイス対ギリシャ戦は、ロジャー・フェデラー(スイス)が信頼できるサービスを軸にステファノス・チチパス(ギリシャ)を7-6(5) 7-6(4)で倒し、前年度覇者のスイスに決勝行きの切符をもたらした。

 スイスはこの勝利で、ベリンダ・ベンチッチ(スイス)とマリア・サカーリ(ギリシャ)の女子シングルスを待たずして、土曜日の決勝出場権を確保した(総合成績でグループBの最上位となることが確定した)。

 しかしギリシャは、この対戦自体に2勝1敗で勝つことで、一矢を報いた。女子シングルスでサカーリがベンチッチを6-3 6-4で下したあと、4ゲーム先取のミックスダブルスでも4-3(4) 2-4 4-3(3)で勝利をおさめたのだ。

 第1セットは、フェデラーのプレーの正確さがチチパスのパワーをしのぐことになったが、ふたりを分かつものはそう大きくはなかった。8ゲームが、ラブゲームでキープされた。

「アンフォーストエラーは非常に少なく、質の高いテニスだった」とフェデラーは振り返った。

「3セットにもつれ込んでもおかしくなかった。僕にとっては、プレーをいいレベルで保持することが重要であり、自分のプレーをうれしく思っている」

 スイスは決勝で、開催国オーストラリアかドイツのいずれかと対戦し、大会3度目の優勝を目指すことになる。

「(金曜日にオーストラリアとドイツの対戦を)観るのが楽しみだ。観ながら僕らが決勝でどう戦うか検討するよ」とフェデラーは言った。

「この大会のフォーマット自体が、エキサイティングなテニスを生む役割を果たしている」

 フェデラーは、キャメロン・ノリー(イギリス)とフランシス・ティアフォー(アメリカ)に対する勝利で、わずか7ゲームしか落としていなかった。しかし、チチパスに対する試合では、より厳しい戦いを強いられた。

 最初のタイブレークで1-4と劣勢に立たされたフェデラーは、それからフォアハンドのウィナーを連発して挽回。チチパスが5-5からのサービスでダブルフォールトをおかし、フェデラーはサービスエースでセットを締めくくった。

 第2セットでもサービスがプレーの主導権を握り続ける中、フェデラーは第9ゲームと第11ゲームでブレークポイントを手にしたが、それをものにすることができなかった。

 しかし、20度グランドスラム大会を制した男は、タイブレークでそのレベルを高め、完璧なドロップショットで6-3のリードを奪うと、その2ポイント後に試合を終わらせた。

 過去2回のフェデラーは、ホップマンカップ出場のあと、オーストラリアン・オープンのタイトルが続いている。

 グループBのもう一つの対戦、アメリカ対イギリス戦は、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がケイティ・ブルター(イギリス)を6-1 7-6(2)で下し、今大会のシングルスを全勝で締めくくった。娘アレクシス・オリンピアに見守られながら、セレナは最終的にストレート勝ちする前に、第2セットで大いに奮闘しなければならなかった。

 アメリカは結局、イギリスに1勝2敗で敗れ、グループBで全敗となった。

 キャメロン・ノリー(イギリス)は男子シングルスで、フランシス・ティアフォー(アメリカ)に対して7-6(4) 6-0の番狂わせに成功。またミックスダブルスでは、イギリスペアが 3-4(2) 4-3(4) 4-1で勝利をおさめた。

 メルボルンで最多記録に並ぶ24度目のグランドスラム・シングルス・タイトルを目指すセレナは、昨年9月のUSオープン決勝以来となるこの大会を通して徐々に勢いをつけていった。

「間違いなく、ここで3つのシングルスとミックスダブルスをプレーできたのは、よいことだったわ」とセレナはシングルスのあとのオンコート・インタビューでこう話し、1月14日に始まるオーストラリアン・オープンに視線を向けた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はロジャー・フェデラー(スイス)
PERTH, AUSTRALIA - JANUARY 03: Roger Federer of Switzerland gestures to the spectators before hitting signed tennis balls into the stands during day six of the 2019 Hopman Cup at RAC Arena on January 03, 2019 in Perth, Australia. (Photo by Paul Kane/Getty Images)


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