バウティスタ アグートがペラを倒してジョコビッチとの準決勝へ、グランドスラム自己最高を更新 [ウインブルドン]

今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、第23シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)が第26シードのギド・ペラ(アルゼンチン)を7-5 6-4 3-6 6-3で倒し、グランドスラムで初のベスト4進出を果たした。試合時間は3時間7分。

 ウインブルドンに2年ぶり6度目の出場となる31歳のバウティスタ アグートは、2度(2015年、17年)のベスト16がこれまでの最高成績だった。前回出場した2017年は3回戦で錦織圭(日清食品)を倒したあと、4回戦でマリン・チリッチ(クロアチア)に2-6 2-6 2-6で敗れていた。

 この結果でバウティスタ アグートは、ペラとの対戦成績を3勝0敗とした。初対戦だった2017年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の1回戦は6-3 6-1 6-1で、今年5月のミュンヘン(ATP250/クレーコート)の準々決勝では4-6 6-4 6-0で、いずれもバウティスタ アグートが勝っていた。

 今大会でのバウティスタ アグートは、1回戦でペーター・ゴヨブチック(ドイツ)を6-3 6-2 6-3で下し、2回戦はスティーブ・ダルシー(ベルギー)の第3セット途中棄権で勝ち上がり、3回戦で第10シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を6-3 7-6(3) 6-1で、4回戦では第28シードのブノワ・ペール(フランス)を6-3 7-5 6-2で破って8強入りを決めていた。

 バウティスタ アグートは準決勝で、ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは準々決勝で、第21シードのダビド・ゴファン(ベルギー)を6-4 6-0 6-2で下しての勝ち上がり。

※写真はロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)
LONDON, ENGLAND - JULY 10: Roberto Bautista Agut of Spain celebrates victory in his Men's Quarter Final match against Guido Pella of Argentina during Day Nine of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 10, 2019 in London, England. (Photo by Laurence Griffiths/Getty Images)

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