アメリカ・ニューヨークで開催されている「USオープン」(8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス1回戦。

 第8シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)は自分に偏見を持っているのだろうと言ってUSオープンの主審を責めた。さらに彼を非難する中で、「君たちは皆、変人だ!」と口にした。

 チチパスは主審のダミアン・ドゥミュソワ氏に、彼が偏見を持っているのは、「たぶんあなたがフランス人だからだ。君らは皆、変だよ」と言ったのだ。

 この口論は、チチパスがアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に4-6 7-6(5) 6-7(7) 5-7で敗れた試合の第4セットの半ばあたりで起きた。

 そのときケイレンに苦しんでいたらしいチチパスはサービスゲームを落としたあと、エンドチェンジの小休止からコートに戻るのが遅かった。

 それを見たドゥミュソワ氏は彼に、「プレーする時間だ」と告げたが、チチパスは新しいヘッドバンドを探してまだバッグをあさっており、主審に向かって、「着替えるため時間が必要だ」と叫ぶような口調で言った。ドゥミュソワ氏はそれに対し、(すぐコートに戻らないと)罰されることになると答えた。

 それに対してチチパスは、「構うもんか」と答えた。

「やりたいようにしてよ。あなたは最悪だ」

「なぜあなたが僕に反感を抱いてるのかわからないよ」とチチパスは悪態を続けた。

「あなたがフランス人だからだろうな。君たちは皆、変だよ!」

 ドゥミュソワ氏は実際、フランス人だ。

 イライラを爆発させてしまったチチパスは、自分が試合中に父アポストロスからコーチングを受けているとドゥミュソワ氏が思ったことに腹を立てていた。試合中のコーチングは禁止されているが、チチパスは“自分はコーチングを許可するルール改正には反対”だと常日頃から公言している選手でもある。

「主審が試合中に僕に言ったことは、本当に間違っていた」と試合後にチチパスはコメントした。

「この審判がどうして特に僕のチームに反感を持っているかは知らないけど、彼は僕に、僕のチームは僕がプレーしているときに四六時中話し続けていると文句を言っていた。彼は…よくわからないよ。彼は正しくないと僕は信じている。なぜって僕は、自分のチームが外から何か言うのを一度も耳にしなかったからね」


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