セレナからウォズニアッキへ「あなたを誇りに思うわ」 [オーストラリアン・オープン]
オーストラリア・メルボルンで開催されている「オーストラリアン・オープン」(1月15~28日/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第2シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を7-6(2) 3-6 6-4で破り、グランドスラム初優勝を果たした。
セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が23番目のグランドスラム・タイトルを獲得した2017年オーストラリアン・オープン以降、ウォズニアッキは3人目のグランドスラム大会初優勝者となった。昨年の決勝で姉のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を倒して優勝したセレナは、妊娠と出産のためその後は休みを取り、来月に予定されているツアーに復帰に向けて現在は準備をしている最中だ。
ウォズニアッキは、2012年1月30日にビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)にその地位を奪われるまで、2011年2月21日からの連続49週間を含め、合計67週に渡って世界1位の座に就いていた。
ウォズニアッキはハレプの最初のサービスゲームでブレークを果たし、第1セット5-3から自分のサーブを迎えたが、ハレプはそこから挽回し、勝負をタイブレークに持ち込んだ。タイブレークの序盤にリードを奪ったあと、ウォズニアッキは最後の3ポイントを連取し、グランドスラム決勝で初めて、セットを取ることに成功した。
ハレプは第2セットの出だしに4つのブレークポイントを凌いでサービスゲームをキープし、第5ゲームをキープしたあとに、トレーナーを呼んで血圧と脈をチェックした。
そして試合に戻り、ブレークして5-3とリードを奪うと、そのまま第2セットを奪い返してセットオールに持ち込んだ。
気温が30度を超し、湿度が60%あったため、第2セットと第3セットの間には10分間の休憩が取られた。
ウォズニアッキはハレプの疲労を感じ取ったかのように激しく攻撃し、第2ゲームでブレークを果たす。しかしハレプも、ウォズニアッキがこのセット初のダブルフォールトを犯した際に、6度目のブレークポイントをものにしてブレークバックし、スコアは2-1となった。
ハレプがキープして3-3とするまで、4ゲーム連続でサービスゲームがブレークされた。ハレプは第7ゲームでウォズニアッキのサービスゲームを破って4-3とリードするが、ここでウォズニアッキがメディカル・タイムアウトを取り、ハレプは弾みを失った。
「ごめんなさい。ダフネを抱擁するために、少しだけ時間を取るわね」とウォズニアッキは、女子シングルス・チャンピオンのためのトロフィを抱きしめながら言った。
27歳のデンマーク人、ウォズニアッキが、ダフネ・アクハースト・メモリアル・カップを掲げてロッド・レーバー・アリーナを巡っている間、スタジアムのスピーカーからは、ニール・ダイヤモンドの『スウィート・カロライン』が流れていた。
「それでもまだ、微笑むことはできる。大丈夫よ。泣いたけれど、今は微笑んでいる」とハレプは言った。
「結局のところ、ただのテニスの試合なんだもの。でも、ええ、勝てなくて本当に悲しい。またも、もうちょっとだった。でも最後には、ガス欠になってしまった」
セレナは、ナーバスになりすぎるからと言って試合は見なかったが、ツイッターを通し、よい友人であるウォズニアッキに祝辞を送った。
「新ナンバーワンでオージー・オープン・チャンピオン。こうも幸福。それ、涙なの? うん、そうみたいね。1年前(のチャンピオン=セレナ)から今(のチャンピオン=ウォズニアッキ)へ、私は本当にあなたを誇りに思うわ」(C)AP(テニスマガジン)
※写真はグランドスラム初優勝を果たしたカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 27: Caroline Wozniacki of Denmark celebrates winning championship point in her women's singles final against Simona Halep of Romania on day 13 of the 2018 Australian Open at Melbourne Park on January 27, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Scott Barbour/Getty Images)
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