USオープン会場が臨時病院としての役目を終了「正しい方向に進んでいる」

テニスの「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の主催者は木曜日、臨時病院として使用していたUSTAビリー ジーン・キング・ナショナルテニスセンターから最後の患者が退院したことを大会公式サイトで発表した。

 同施設は新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、3月下旬に屋内トレーニングセンターにあるテニスコート12面を臨時の医療施設のスペースとして開放し、4月第2週から稼働していた。

「病院は正式に閉鎖され、現在は操業停止状態となっている」と同センターの最高執行責任者(COO)であるダニー・ザウスナー氏は語り、「今後3~4週間で解体と消毒を行い、施設として再稼働できるよう準備を整えることになります」と説明した。

「この段階が終わってよかった。我々は正しい方向に進んでいる」

 同施設内で2番目に大きなショーコートであるルイ・アームストロング・スタジアムは患者や医療関係者などに食事を提供するために使用されているが、食糧生産は5月22日までに終了し、6月1日までに完全に撤収することになる。

※写真はUSオープン会場のUSTAビリー ジーン・キング・ナショナルテニスセンター(Getty Images)

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