腰の手術を受けたマレー、ウインブルドンでの復帰を願う

 アンディ・マレー(イギリス)が月曜日に右腰の手術を受けた。彼はウインブルドンに間に合うタイミングで復帰できるよう願っている、と言う。

 元世界1位で、3度グランドスラム大会で優勝しているマレーは、昨年7月のウインブルドン準々決勝で敗退以来、一度も公式戦でプレーしていなかった。

 回復には14週間がかかる見込みであると医師に言われたというマレーは、6月にコートに戻ることを目指している。

「メルボルンのセント・ビンセント病院で右腰の手術を受け、手術は成功した」と、マレーはフェイスブックに投稿した。「僕の面倒を見てくれたジョン・オコーナー医師と彼のスタッフにお礼を言いたい。グラスコート・シーズンに競技テニスに戻ることを楽しみにしている。ここ数日、励ましとサポートを送ってくれた皆に感謝する。僕は帰ってくる」。

 もっとも30歳のマレーは、コート上での仕事量を減らさなければならないだろうと認めていた。

「僕は間違いなく、ナンバーワンになるために以前と同じ数の大会数をこなし、同じだけの肉体的努力をつぎ込むことはしないだろう」と、彼はイギリスのメディアに言った。「(今でも)ツアーのほとんどのプレーヤーと比べ、保守的で控えめなスケジュールでプレーしているとはいえ、(今後は)間違いなく、プレーする大会数をより考慮しなければならないだろう」。

 マレーはまた、「僕は大会数を減らしたスケジュールでプレーし、あるランキングのゴールを達成しようとする代わりに、グランドスラム大会と、大きなトーナメントに勝とうと努めることに、より集中することになるだろう」と説明。「自分のベストの95%くらい」に戻ることができるはずだと信じているという。

「それは、最高レベルで競うのに十分だと信じる」と、彼は言い添えた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はアンディ・マレー(2017年11月撮影)
Photo: GLASGOW, SCOTLAND - NOVEMBER 07: Andy Murray and Partner Jamie Murray make their way out onto the court during Andy Murray Live at The Hydro on November 7, 2017 in Glasgow, Scotland. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images for Andy Murray Live)

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