ワクチン接種義務化なら全員が従うべきとナダル「それが規則というもの」

もしテニスの運営組織が新型コロナウイルス(COVID-19)のワクチンが使用可能となった際に予防注射を義務とするなら、ラファエル・ナダル(スペイン)はプレーを続けるために受けるのが当然であるとの見解を示した。ナダルは今週、テニスツアーが最終的に再開となったときにはノバク・ジョコビッチ(セルビア)を含むすべての選手が規則に従わなければならないとスペインのラ ボス デ ガリシア紙に話した。
基本的にナダルは誰もワクチンの摂取を無理強いされることはないし、皆が自由に選択できるべきだと考えている。しかしもし運営側がツアーに関わるすべての人々を守るために「海外渡航のための予防接種」を要求するなら、すべての選手は従わなければならないだろうと語った。
「そうなればジョコビッチも、トップレベルでテニスをプレーし続けたいのであれば予防接種を受けなければならない。それは僕にとっても同じだ。皆が規則に従わなければならない。僕らが今、家にとどまっていなければならないのと同じようにね」
少し前にジョコビッチは、このウイルス大流行が鎮火したあとテニス選手がワールドツアーに戻るためにワクチン接種が義務となることには反対だと発言した。しかしのちに彼は、場合によっては考え直す準備もあると態度を軟化させていた。
「もしATP(男子プロテニス協会)や国際テニス連盟(ITF)がテニスをプレーするためワクチン接種を僕らに義務付けるなら、我々はそうしなければならない」とナダルは繰り返した。
そのことについてナダルは、ドーピングコントロールのために薬品についてすでに選手に科されている制限と比較した。
「それが規則というものなんだ。それ以上のことじゃない」と彼は説明した。
しかし世界中で27万人の人々の命を奪った新型コロナウイルスに対するワクチンは、現時点ではまだ完成していない。
ジョコビッチは月曜日にスペインのテニスクラブのコートで練習したことで、結果的に当地のロックダウンに関する規則を破ってしまうことになってしまった。のちにテニスクラブが、誤って許可してしまったミスについて謝罪していた。
スペインではテニスプレーヤーたちが、5月11日からコートに戻ることを許されることになるようだ。ナダルは練習に戻ったが、プライベートのテニスコートでそれを行ったと話していた。
ナダルはごく最近、2020年のテニスツアー再開について悲観的であると発言していた。また彼は自分が選択権を与えられるなら、2021年から通常通りシーズンを再開できるように今季を完全にキャンセルするだろうと答えた。
パンデミックによりツアーが休止される前の2月初頭に、ジョコビッチはオーストラリアン・オープン優勝を遂げていた。それは彼にとって、グランドスラムで総計17勝目となるタイトルだった。グランドスラムのシングルスでは、20勝のロジャー・フェデラー(スイス)と19勝のナダルのみがジョコビッチよりも多くの栄冠に輝いている。
3月初頭から7月半ばまでの30大会が、すでにキャンセルまたは延期となった。ウインブルドンは75年ぶりに中止(戦争以外では史上初)となり、フレンチ・オープンの開始日は5月から9月に延期された。
8月下旬にアメリカ・ニュヨークで始まる予定のUSオープンの主催者は現在様々なオプションを検討している最中で、6月中に大会を開催するか否かを決める予定となっている。(C)AP(テニスマガジン)
※写真は南アフリカで行われたエキシビションマッチでのラファエル・ナダル(スペイン)(Getty Images)
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