ジョコビッチがステパネクを自らのコーチングチームに
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、元トップ10プレーヤーのラデク・ステパネク(チェコ)をコーチとして迎え入れようとしている。
グランドスラム大会で12度優勝した経験を持つジョコビッチ、そしてステパネクは、木曜日にインスタグラムのライブでの共演で、協力体制を取ることを発表した。
「というわけで、これが新しいチームだ。これが僕の新しい協力者だ」とジョコビッチがコメントし、ステパネクは「今、公式となったよ」と言い添えた。
現時点ではっきりしていないのは、5月のフレンチ・オープンの際にパートタイムという形でジョコビッチと一緒に働き始めたアンドレ・アガシ(アメリカ)が、ステパネクとどのようにコーチの仕事を分担し合うのか、ということだ。ジョコビッチは、アガシをチームに招き入れる少し前に、長年のコーチだったマリアン・ヴァイダと袂を別つという決断を下し、1年前にはボリス・ベッカー(ドイツ)とともに働くのをやめていた。
ジョコビッチは、7月のウインブルドンで敗れてから、右肘の故障を理由に大会に出場していない。
この月曜日に39歳になったステパネクは、11月に選手として引退した。彼はシングルスで最高8位、ダブルスでは4位にまで至った選手で、男子ダブルスで2度グランドスラムのタイトルを獲っている。彼はまた、2016年リオ五輪にチェコ代表として出場し、ミックスダブルスで銅メダルを獲得した。(C)AP(テニスマガジン)
※写真は2014年のウインブルドンで練習をともにしたノバク・ジョコビッチ(右)とラデク・ステパネク(左)
LONDON, ENGLAND - JULY 05: Novak Djokovic of Serbia and Radek Stepanek during a practice session on day twelve of the Wimbledon Lawn Tennis Championships at the All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 5, 2014 in London, England. (Photo by Jan Kruger/Getty Images)
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