ムラトグルーとチチパスが下位選手救済のため「ビヨンド100サポート」を開設

セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)のコーチとして知られるパトリック・ムラトグルー氏と2019年オーストラリアン・オープン準決勝進出者のステファノス・チチパス(ギリシャ)が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行の影響を受けて経済的支援を必要とする世界ランク100位圏外の選手たちに資金を調達するためのオークションサイトを開設した。

 ムラトグルー氏とチチパスは木曜日に「ビヨンド100サポート」についてツイートし、この基金は男子と女子のプロテニス選手たちの支援のために使われると説明した。このサイトではオークションのほかに、寄付も受け付けている。

 多くのテニス選手は、大会に出場しなければお金を稼ぐことができない。しかし男子と女子のプロサーキットは新型コロナウイルス感染症の世界的大流行のため1ヵ月以上休止しており、少なくとも7月半ばまでこの状況が続くことになる。特にランキングの低いテニスプレーヤーたちが大きな影響を受けており、財政的支援の必要性が高まっている。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はドバイの大会でのステファノス・チチパス(ギリシャ)
DUBAI, UNITED ARAB EMIRATES - FEBRUARY 29: Novak Djokovic of Serbia serves during his men's final match against Stefanos Tsitsipas of Greece on Day 13 of the Dubai Duty Free Tennis at Dubai Duty Free Tennis Stadium on February 29, 2020 in Dubai, United Arab Emirates (Photo by Tom Dulat/Getty Images)

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