チチパスがタイトル防衛、オジェ アリアシムはまたも準優勝 [オープン13]

ATPツアー公式戦の「オープン13プロバンス」(ATP250/フランス・マルセイユ/2月17~23日/賞金総額76万9670ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第7シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)を6-3 6-4で下し、全試合ストレート勝利で2連覇を達成した。試合時間は1時間26分。

 チチパスがATPツアーでタイトルを獲得したのは、昨年11月のATPファイナルズ(イギリス・ロンドン/室内ハードコート)以来で通算5度目となる。この勝利でツアー決勝での戦績は、5勝5敗となった。

 マルセイユに4年連続出場だった21歳のチチパスは、昨年の大会でタイトルを獲得。決勝ではミカエル・ククシュキン(カザフスタン)を7-5 7-6(5)で倒し、ツアー2勝目を挙げた。

 この結果でチチパスは、オジェ アリアシムとのジュニア時代からの対戦成績を2勝5敗とした。前回の対戦は昨年10月の上海(ATP1000/ハードコート)の2回戦で、チチパスが7-6(3) 7-6(3)で勝っていた。ジュニア時代は3度対戦し、オジェ アリアシムの全勝だった。

 今大会でのチチパスは、初戦となった2回戦でミカエル・イーメル(スウェーデン)を6-1 6-3で、準々決勝でバセック・ポスピショル(カナダ)を7-5 6-3で、準決勝ではアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)を7-5 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 19歳のオジェ アリアシムは前週のロッテルダム(ATP500/室内ハードコート)でも準優勝に終わっており、ツアー決勝で5戦全敗となった。

 ダブルス決勝も行われ、ニコラ・マウ(フランス)/ポスピショルが第2シードのヴェスレイ・クールホフ(オランダ)/ニコラ・メクティッチ(クロアチア)を6-3 6-4で破ってノーシードから優勝を飾った。

※写真はロッテルダムの大会でステファノス・チチパス(ギリシャ)
ROTTERDAM, NETHERLANDS - FEBRUARY 13: Stefanos Tsitsipas of Greece returns a backhand against Aljaz Bedene of Slovenia during Day 6 of the ABN AMRO World Tennis Tournament at Rotterdam Ahoy on February 13, 2020 in Rotterdam, Netherlands. (Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)

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