ジョコビッチが5ゲームしか落とさず勝利、4回戦はハチャノフ [フレンチ・オープン]
今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)の男子シングルス3回戦で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がラッキールーザーから勝ち上がってきたダニエル エライ・ガラン(コロンビア)を6-0 6-3 6-2で下し、ベスト16に進出した。試合時間は2時間8分。
ロラン・ギャロスに16年連続出場となる33歳のジョコビッチは、2016年の決勝でアンディ・マレー(イギリス)を倒して生涯グランドスラム(キャリアを通じて4つのグランドスラムのすべてを制すること)を達成。昨年は準決勝で、ドミニク・ティーム(オーストリア)に2-6 6-3 5-7 7-5 5-7で敗れていた。
先のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の4回戦でパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦したジョコビッチは誤って線審の喉にボールをぶつけたことで失格処分を受けたが、直ぐにヨーロッパに渡って前哨戦のローマ(ATP1000/クレーコート)でタイトルを獲得して今大会を迎えている。
今年の大会でジョコビッチが優勝すると、「ダブルグランドスラム」(4大大会2回以上制覇)の偉業を成し遂げることになる。
ジョコビッチは次のラウンドで、第20シードのクリスチャン・ガリン(チリ)を6-2 3-6 6-4 6-2で破って勝ち上がった第15シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦する。
そのほかの試合では、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がアルヤズ・ベデネ(スロベニア)の第3セット途中棄権で、第18シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)はロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)が第2セット終了後にリタイアしたためそれぞれ勝ち上がり、両者の4回戦での対戦が決まった。(テニスマガジン)
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、LLはラッキールーザー、Ret.は途中棄権
男子シングルス3回戦|主な試合結果
○1ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1] 6-0 6-3 6-2 ●5ダニエル エライ・ガラン(コロンビア)[LL]
○16カレン・ハチャノフ(ロシア)[15] 6-2 3-6 6-4 6-2 ●9クリスチャン・ガリン(チリ)[20]
○56グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)[18] 6-1 6-3 Ret. ●52ロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)
○64ステファノス・チチパス(ギリシャ)[5] 6-1 6-2 3-1 Ret. ●59アルヤズ・ベデネ(スロベニア)
※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)
PARIS, FRANCE - OCTOBER 03: Novak Djokovic of Serbia plays a backhand during his Men's Singles third round match against Daniel Elahi Galan of Colombia on day seven of the 2020 French Open at Roland Garros on October 03, 2020 in Paris, France. (Photo by Shaun Botterill/Getty Images)
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