クレーコート大会でもエレクトリック・ラインコール導入の気運が高まる [フレンチ・オープン]

今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)の15日間に渡る本戦は、9月27日にスタートした。
 
 第3シードのミニク・ティーム(オーストリア)と彼が金曜日に倒した第28シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)が、クレーコートの大会でもエレクトリック・ラインコールを導入すべきたと考える増えつつあるプレーヤーたちに加わった。

 これは新しく生まれた考えではない。そして赤土のほこりが風で流れるクレーコートで正しくマシンを作動させることは、ハードコートよりも困難だという問題もまだある。

 それでもここ数日のロラン・ギャロスでは、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)や第9シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)が問題を提起した。2018年ベスト4のマルコ・チェッキナート(イタリア)も同様で、彼は敗れた金曜日の3回戦の第3セットでそのことについて文句を言っていた。

フレンチ・オープン2020|トーナメント表

「今日は僕の試合でジャッジミスがあった。僕に有利な形でだったけどね」とフレンチ・オープンで2度準優勝した実績を持つティームはルードを6-4 6-3 6-1で倒したあとに語った。「試合後にキャスパーが、彼の携帯電話でボールの跡を見せてくれたんだ」。

 USオープン優勝者のティームは、特にクレーコートで使えるようしっかり調整されたシステムがテストされたあるブラジルの大会でプレーしたことがあった。

「まったく問題はなかったよ」と彼は明言した。「だから来年には、すべてのクレーコートの大会にそれが導入されるよう願っているよ」。

 ルードがいくつかの判定について主審と言い争ったあと、ノルウェーで試合を観ていた彼の友人の何人かがテレビに映し出されたボールの跡のひとつを写真に撮り、それをルードの携帯電話に送ったのだという。

「それは、かなりはっきりアウトだった」と彼は主張した。(APライター◎ハワード・フェンドリック&ジョン・レスター/構成◎テニスマガジン)

※写真は男子シングルス2回戦で判定について主審に抗議するデニス・シャポバロフ(カナダ/左)
PARIS, FRANCE October 01. Denis Shapovalov of Canada argues a line call with chair umpire Carlos Ramos while serving for the match during his match against Roberto Carballes Baena of Spain in the second round of the singles competition on CourtSuzanne Lenglen during the French Open Tennis Tournament at Roland Garros on October 1st 2020 in Paris, France. (Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)

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