シニアが参加できるスポーツの祭典“ワールドマスターズゲームズ”に挑戦しよう!|大会の解説
2019年はラグビーW杯が日本で行われ、2020年には東京五輪も控えていますが、再来年の2021年には関西全域を舞台に、世界大会の『ワールドマスターズゲームズ(第10回大会)』が開催されることをみなさんは、ご存じでしょうか? この大会の主役は30代以上のスポーツ愛好家のみなさんです。テニスマガジンはこのワールドマスターズゲームズをひとつの目標に、2年後の大会出場を見据えた“シニア強化プログラム”を提案します。まずは大会を紹介しましょう。【2019年4月号掲載記事】
Q|“ワールドマスターズゲームズ” ってどんな大会?
A|30歳以上なら誰でも参加できる国際的なスポーツ大会!
はじめに、テニマガ読者のみなさんとともに目指す「ワールドマスターズゲームズ(以下WMG)」について説明しよう。この大会は、国際マスターズゲームズ協会が4年ごとに開く国際総合競技大会。30歳以上のスポーツ愛好者なら誰でも参加できる。個人や仲間同士、はたまた家族といっしょ……という具合に、スポーツをみんなで楽しみ、競い合うところが魅力だ。
競技によって参加できる年齢は異なるが、テニスは30歳以上であればOK。性別と年代別によってカテゴリーに分かれる。ただ、レベル別ではないので、例えば、海外から参加する選手や同世代の元プロ選手と対戦することもあるのだ!
WMGは、1985年に第1回大会のカナダ・トロント大会が行われ、前回の2017年ニュージーランド・オークランド大会で9度目の開催を迎えた。そして、記念すべき第10回大会の開催国に選ばれたのが日本! 大会史上初のアジア地域での開催となる。(表1参照)。
競技が実施されるのは“関西エリア”。競技や種目、参加人数も増えることが予想され、大阪府など近畿地区だけにとどまらず、岡山県や鳥取県といった中国地区、徳島県の四国地区も含まれる。競技種目は現在のところ35競技59種目を予定(表2参照)。大会全体の開催期間は2021年5月14日(金)から5月30日(日)の計17日間だ。
Q|テニス競技はどこで行われるの?
A|兵庫県 ブルボンビーンズドーム、青野運動公苑アオノテニスクラブ
テニスの開催時期は今のところ未定だが、会場はすでに決まっている。兵庫県三木市の「ブルボンビーンズドーム」と兵庫県加西市にある「青野運動公苑アオノテニスクラブ」の2ヵ所。ともに関西エリアで有数のテニス会場として知られている。
Q|エントリーはいつからできる?
A|2020年2月(予定)からインターネットでの申込み!
エントリー方法は、テニスを含めた全競技がインターネット申込みで行われる。受付開始は2020年2月を予定。気になるのがそのエントリー形式。たくさんの応募の中から抽選……ではなく“先着順”で決まる。絶対に出場したい方はエントリー開始と同時に申し込もう!
前回行われたニュージーランド大会のテニス競技は、男女シングルスとダブルス、ミックスダブルスの5種目。その種目ごとに30歳から5歳刻みでカテゴリー分けされる。エントリー数によって多少の変更はあるはずだが、2年後の関西大会もおそらく同じルールで行うことが予想されている。
シニアプレーヤーのみなさん、本気で世界を目指してみませんか?
この「誰でも申し込めば出られる世界大会」をテニスマガジンはひとつの目標に据え、30代以上のテニスプレーヤーの心に火を点け、ここから2年間、みなさんとともに“世界”を目指していく。そこでテニマガが誇る講師陣に協力を要請。今後、心強い指導者たちが30代以上に向けた“強化プログラム”を提案していく。
その“チーム・テニマガ”の隊長に元デ杯監督の竹内映二氏、副隊長には亜細亜大監督の堀内昌一氏の就任が決まった。ほかにもお馴染みの本誌講師陣が特別カリキュラムを用意。ワールドマスターズゲームズ出場、そして金メダル獲得に向けたプロジェクトがついに始まる。
今後は誌面上での企画はもちろん、講師陣からオンコートでレッスンを受けられる『テニマガ・テニス部』との連動企画も予定している。
中学や高校、大学時代にテニスに真剣に取り組んできた人、シニアになってからテニスを始めた人たち、みんなに本気で世界を目指してもらいたい。その挑戦はきっと楽しいはずだ!
宣誓!
“ワールドマスターズゲームズ”をひとつの目標とし、30代以上の強化プログラム開始をここに宣言します!
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