東海大学菅生高校テニス部、部員14人のオーストラリア遠征記〈感想文〉と〈僕たちのベストショット〉

こんにちは。東海大学菅生高校テニス部です。オーストラリア遠征から戻り、一週間が過ぎました。大会(オーストラリアン・オープン)はいよいよ佳境に入りました。僕たち部員14人は今、あの遠征を思い出しながら、3月20日に福岡・博多で始まる「全国選抜高校テニス大会」に向けて、毎日練習に励んでいます。

飯野勇太朗(2年)です

 今回のオーストリア遠征を終えて、さらにテニスを好きになることができました。トッププロの試合を見て、技術やメンタル、試合での立ち振る舞いなど、参考になるところがたくさんありました。

 また、初めての外国で言葉や食の違い、長時間の飛行機など、たいへんなことがたくさんあり、それでもチームメイトと助け合って、無事に8日間の遠征を終えることができました。

 この遠征を支えてくれた先生や両親にとても感謝しています。ありがとうございました。そして、この経験を生かし、全国選抜優勝を目指して練習を頑張っていきたいと思います。

僕のベストショット「ロッド・レーバー・アリーナでのフェデラー選手の試合開始時です」(撮影◎飯野)

山内一輝(1年)です

 8日間のオーストラリア遠征を無事に終えられたこと、この遠征を設けてくれた先生、高いお金を自分のために払ってくれた両親、そのほか関わってくれたすべての人に感謝しています。

 世界のトッププロの試合を見て、テニスに対する考え方や態度がすべて変えられました。プロの打つ一球一球に勝ちたい気持ちが伝わってきて、自分には全然足りないなと感じました。技術はもちろん、負けていても絶対に諦めないメンタルなど、たくさん学ぶことがありました。外国での言語の違いなどありましたが、チームで支え合って行動できたと思います。

 よりレベルが上がったチームで高め合って全国選抜優勝を目指し、厳しい練習に励んでいきたいと思います。ありがとうございました。

僕のベストショット「フェデラー選手が勝ったときの写真です」(撮影◎山内)

在原迅人(2年)です

 今回のオーストラリア遠征ではたくさんのことを学ぶことができました。初めての海外遠征で、飛行時間の長さや言語の違いなど、苦労したこともありましたが、オーストラリアでテニス部のみんなと生活ができ、3年生との最後の思い出もつくれ、とても楽しかったです。

 またオーストラリアン・オープンでは、選手たちの試合での態度や、最後まであきらめない気持ち、ガッツあるプレーに感動しました。少しでもあの選手たちに近づけるようにこれからの練習に励み、チーム一丸となって全国選抜で優勝できるように頑張りたいです。

 この遠征を考えてくれた先生、そして両親に感謝します。ありがとうございました。

僕のベストショット「ベルダスコ選手が勝ったときの写真です」(撮影◎在原)

五十崎佑馬(3年)です

 オーストラリア遠征を終えて、このような企画をしてくださった先生や、この遠征に対して多額のお金を払ってくれた親にとても感謝しています。この経験は人生でかけがえのないものになりました。

 これからのテニスに対する姿勢をもっと変えようと思いました。トッププロの試合を見て、勝負所でのポイントの取り方や、ミスをしたときにどうやって気持ちを落ち着かせるかなど、とても参考になりました。サーブとリターンが一番大事なんだな、ということもわかりました。

 飛行機での機内泊は初めてで、とても身体が疲労してたいへんでした。メルボルンでは言葉が通じず、注文のときに戸惑ったこともありましたが、そこはチームメイトが助けてくれて、とてもありがったかったです。チームメイトの存在はとても大きいものだなと改めて思いました。

 この経験を生かし、これからの練習をもっと大事にしていきたいと思いましたし、もっと高い意識を持とうとも思いました。これから、春関に出られるように頑張ります。ありがとうございました。

僕のベストショット「練習をしてるヒューイット選手です」(撮影◎五十崎)

滝口亮太(1年)です

 今回のオーストラリア遠征では、本当にたくさんのことを学べました。トッププロを見るのはいつもテレビでしたが、すごく近くで見れて、テレビでは伝わってこないものがありました。たくさん試合を見ることができ、自分に足りない点などが明確にわかりました。いいと思うプレーも頭にしっかりイメージを残せました。

 英語がいまいちわからなかったですが、チームメイトと協力して何とか乗り越えることができました。本当に濃い8日間でした。

 このいいイメージを持ちながらしっかりと練習して自分をもっと高めていき、全国選抜で優勝したいと思います。

 最後に、この遠征を支えてくれたすべての人に感謝したいです。ありがとうございました。

僕のベストショット「フェレール選手のサーブを打つときの写真です」(撮影◎滝口)

田邉智宏(2年)です

 オーストラリア遠征の8日間を、誰もケガや病気になることなく無事に終えることができ、本当によかったです。部員同士の絆が一層深まったと思います。このような機会を設けてくださった、先生方、両親、引率に付き合ってくださった先生の奥さん、JTBスタッフさんにとても感謝しています。

 全豪オープンの予選から本戦まで観て、四大大会ならではの雰囲気を味わうことができました。プロの最後まで諦めることなく食らいついてやろうとするメンタルや技術など、参考になることが多く、自分のテニスに取り入れていきたいです。

 長時間の飛行機、言語や食の違い、メルボルンの同じような街並みで迷子になりかけるなど、たいへんなことがたくさんありました。その中でも、言語の違いには最初は不安や戸惑いがありましたが、現地の人たちがていねいに対応してくれ、うれしかったです。途中からは、現地の人ともっと話したい❗️という気持ちが芽生えました。今度はもっと英語を勉強して話せるようになりたいです。

 この8日間ありがとうございました。

僕のベストショット「ベルダスコ選手がサーブを打った直後の写真です」(撮影◎田邉)

太田智宥(3年)です

 初めての海外で8日間も生活できたことは、自分にとってとてつもないほどいい経験でした。しかも世界最高の試合を観ることができ、とても充実した8日間でした。飛行機に乗っている時間は長いし、現地の人に話がうまく伝わらなかったりで、とても自分一人では8日間も生きていくことはできなかったと思います。だから、いっしょに行動してくれた先生やチームメイトには感謝してもしきれません。

 今回、予選から試合を観に行きましたが、どの試合を観てもいい試合ばかりで、ボロボロに負けている選手も最後までボールを追ったり声を出したりと、絶対に諦めるそぶりがないことに感動しました。

 小さい頃から頑張れば何でもできると教わってきましたが、内心そんなわけはないと思っていました。でも、今回のオーストラリア遠征で試合を観て、本気で頑張れば何でもできるかもしれないと思うようになりました。これからはできないことでも諦めず、まず真剣に取り組んでみようと心に決めました。

 今まで自分がしていたテニスとは、一味も二味も違うテニスを知り、改めてテニスの楽しさに気づけました。この遠征に関わってくれたすべての人に感謝したいです。ありがとうございました。

僕のベストショット「ブシャール選手が練習しているところです」(撮影◎太田)

柴﨑充志(1年)です

 今回のオーストラリア遠征で、これからのテニス人生についての考え方を変えさせられました。世界のトップレベルの試合を観て、技術のレベルが高いのはもちろんですが、気持ちを前面に出して劣勢でも突破口を探り勝ちにいくということが大事だと感じました。これはどのレベルでも大事なことなので、これからの試合では劣勢になっても諦めずに勝ちにいくことを大切に戦いたいと思います。

 生活面では、英語が思うように通じなかったりしましたが、チームメイトと協力してうまくできたのでよかったです。一日2食ハンバーガーなど、食生活は荒れ果ててしまいましたが、こういう生活も経験できてよかったと思います。

 この遠征を企画してくださった先生、費用を出してくれた両親、この遠征が円滑に進むようにいろいろと準備してくださったJTBのみなさま、本当にありがとうございました。このようにサポートしてくれる人がいることを忘れずに、これからの練習に臨んでいきたいと思います。ありがとうございました。

僕のベストショット「モンフィス選手の強烈なフォアハンドです」(撮影◎柴﨑)

森大地(3年)です

 オーストラリア遠征の企画、サポートをしてくださった矢崎先生やJTBの方々、先生の奥さん、そしてお金を出してくれた両親に、このような貴重な経験をさせてもらいとても感謝しています。

 試合では、どの選手もどんなボールにも必死に食らいつき、一球一球の大切さがわかりました。大量にリードされていても追いついたり、切り替えて次のセットを取ったりするところを見て、選手たちの技術や戦術などは真似できなくても、諦めない心は真似できると思いました。

 僕は試合中に大量リードをしていると焦ってしまい、逆転負けをすることがよくあります。しかしプロは大量リードしたら自分のサービスゲームを取ることに専念し、大事なポイントでのサーブ力が僕と一番違うところだということがわかりました。ほかにも学ぶことはたくさんあり、これからのテニスに活かしていきたいです。

 初めての海外だったので英語がまったく通じず不安でしたが、次第になんとなく理解できるようになったり、チームメイトに助けてもらったりして、改めてコミュニケーションの大切さと仲間の大切さに気づくことができました。この貴重な経験を活かして、これからの練習や生活に励み、大学でトップになりたいと思いました。ありがとうございました。

僕のベストショット「ハイセンスアリーナでワウリンカ選手がサーブを打っているところです」(撮影◎森)

中西恭平(1年)です

 今回オーストラリア遠征をサポートしてくださった先生、先生の奥さん、JTBの方々、そして高いお金を出してくれた両親に感謝しています。初めて四大大会でプロの試合を見て、選手の必死な表情から、勝ちたいという気持ちがすごく伝わってきました。

 相手にリードされていても何とか流れを変えようとして諦めない姿にはとても感動しました。また戦術面では、一球一球ボールの速さや軌道、タイミングなどを変えて相手にミスをさせたり、時には早い展開で決めたりして場面によって使い分けていたので、自分のテニスにもっと取り入れていきたいです。

 生活面では、会場のチケットを取るときや注文するときに、言葉がうまく伝わらないことが多くあったのですが、チームメイトに助けてもらって乗り越えることができました。

 今回学んだことを実践で活かせるように、これからの練習に取り組んでいきたいです。

 最後に改めて、このような貴重な経験をさせてくれたすべての人に感謝します。ありがとうございました。

僕のベストショット「フェデラー選手がコートに入ってきたときの写真です」(撮影◎中西)

山口凌(2年)です

 オーストラリア遠征で貴重な体験ができ、本当に行って良かったと思いました。

 初めての機内泊は体が辛かったです。英語が通じず、注文するのにも一苦労でした。英語が話せるようになりたいととても思いました。

 世界のトッププロは簡単に試合を諦めず、相手がどんな相手でも、どんな状況でも隙をつき、チャンスをものにして勝ってやろうという気持ちが伝わりました。自分の持っているもののすべてを出し尽くしていました。テレビで見ているだけではわからないボールの軌道や速さ、集中力がわかって良かったです。どれだけ練習したらあのように技術が高くなるのだろうと思いました。自分たちも少しでも近づけるようにチームメイトと高め合い、練習を積み重ねていきたいです。

 全豪オープン、四大大会の素晴らしさがこのブログを見た人に伝わっていればうれしいです。このような機会をつくってくれた矢崎先生、お金を出してくれた両親にとても感謝しています。自分のためだけでなく、自分を支えてくださっている人のためにも全国選抜で優勝したいです。

 充実した8日間になりました。ありがとうございました。

僕のベストショット「杉田選手の勝利の瞬間です」(撮影◎山口)

清水盾伎(2年)です

 久しぶりの海外遠征で不安もあった中、何もなく、平和に終わることができてよかったです。

 自分は2回目の全豪オープン観戦だったのですが、やっぱり見ていて面白いし、諦める選手はいないので、どの試合もすごかったです。特に夏で日差しも気温もきつい中、集中力を切らさずに5セットを戦いきる力、セットカウント0-2になってもそこから逆転する気持ちの強さなど、本当にすごいなと感じました。

 相手がどんなに強くても食らいついていく姿など、自分に足りないものがたくさんありました。技術的なことより、目に見えない精神的なことのほうがよっぽど大切だと感じました。精神的なことは自分でも変えることができるものなので、これから始まる全国選抜や、最後になるインターハイまでにしっかりしていきたいです。

 生活面では、英語が話せないので結構たいへんでした。なんとかノリでもっていくことができたのですが、本当に困ったときにはたいへんだなと思いました。一人で海外へ行くのは厳しいなと感じました。ただ、チームメイトと助け合いながら過ごすことができてよかったです。

 こんな貴重な経験をすることができたのも矢崎先生や両親、ほかにもたくさんの人の支えがあったからです。本当にありがとうございました。全国選抜では去年できなかった優勝だけを目指して頑張っていきます。

僕のベストショット「手前で練習しているのがナダル選手で、奥で練習しているのがフェデラー選手です。最強な二人がいます」(撮影◎清水)

貫井健司(2年)です

 オーストラリア遠征を企画してくださった先生、JTBのみなさま、費用を出し、支えてくれた両親にとても感謝しています。

 自分にとって初めてのオーストラリアでは、言葉が通じず苦労しました。特に注文するときがたいへんでした。英語を話せるようになりたいと強く思いました。

 全豪オープンは予選から見ることができ、絶対に本戦にいくんだ、という気迫が選手から伝わってきました。最後まで諦めずボールを追う姿に感動しました。一球一球を大切にしたり、最後まで諦めないという気持ちは、自分たちにも真似できると思うので真似していきたいです。

 この貴重な経験を活かし、全国選抜での優勝に向けてがんばりたいです。

僕のベストショット「ディミトロフ選手はとてもイケメンでした」(撮影◎貫井)

矢崎巧(2年)です

 自分は高校からテニスを始めたばかりなのに、今回、世界のトッププレーヤーの試合を間近で見る機会を与えてもらえて幸せだと思っています。

 全豪オープンで、技術面やメンタルなどを学ぶことができました。レベルが違いすぎて、参考にならないと感じることもありましたが、今回、観戦した中で得たものを忘れずにこれからの練習に励みたいと思います。

 オーストラリアン・オープンに行かせてくれた親のために、少しでも強くなって恩返ししたいです‼️‼️

僕のベストショット「練習をしているワウリンカ選手です」(撮影◎矢崎)

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