17歳アルカラスがチャレンジャー大会3勝目、ガスケに次ぐ歴代2位の年少記録 [アリカンテ・チャレンジャー]

※写真はリオデジャネイロの大会でのカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)

ATPツアー下部大会の「アリカンテ・フェレロ・チャレンジャー」(チャレンジャー80/スペイン・アリカンテ/10月12~18日/賞金総額4万4820ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、17歳のカルロス・アルカラス(スペイン)が第1シードのペドロ・マルチネス(スペイン)を7-6(6) 6-3で下し、チャンピオンに輝いた。試合時間は1時間43分。

 アルカラスがチャレンジャー大会に参戦したのは今回が12回目で、前週のバルセロナ(チャレンジャー80/クレーコート)からマッチ10連勝で3つ目のタイトルを獲得した。2月にはリオデジャネイロ(ATP500/クレーコート)でワイルドカード(主催者推薦枠)を得てATPツアー本戦デビューを果たし、シード選手だったアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)を7-6(2) 4-6 7-6(2)で倒す金星を挙げていた。

 チャレンジャー大会で3勝目を挙げた年少記録として、17歳5ヵ月で達成したアルカラスは16歳10ヵ月で成し遂げたリシャール・ガスケ(フランス)に続く歴代2位となった。

 今大会でのアルカラスは、1回戦でランクマー・ラマナサン(インド)を7-6(4) 7-6(3)で、2回戦で第6シードのダニエル エライ・ガラン(コロンビア)を6-1 3-6 6-3で、準々決勝でフアン パブロ・フィコビッチ(アルゼンチン)を3-6 6-4 6-2で、準決勝ではマリオ・ビエラ マルチネス(スペイン)を1-6 6-3 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 男子ダブルス決勝は、エンゾ・キュアコ/アルバーノ・オリベッティ(ともにフランス)がワイルドカードで出場したイニーゴ・セルバンテス/オリオル・ロカ バターリャ(ともにスペイン)を4-6 6-4 [10-2]で倒して優勝を飾った。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○20カルロス・アルカラス(スペイン)7-6(6) 6-3 ●1ペドロ・マルチネス(スペイン)[1]

男子シングルス準決勝

○1ペドロ・マルチネス(スペイン)[1] 6-4 2-6 6-3 ●9ベルナベ・サパタ ミラージェス(スペイン)[3]

○20カルロス・アルカラス(スペイン)1-6 6-3 6-4 ●30マリオ・ビエラ マルチネス(スペイン)

男子シングルス準々決勝

○1ペドロ・マルチネス(スペイン)[1] 6-4 1-6 6-2 ●5トマーシュ・マチャク(チェコ)

○9ベルナベ・サパタ ミラージェス(スペイン)[3] 6-1 4-6 6-1 ●14アレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)

○20カルロス・アルカラス(スペイン)3-6 6-4 6-2 ●23フアン パブロ・フィコビッチ(アルゼンチン)

○30マリオ・ビエラ マルチネス(スペイン)6-3 6-2 ●28スティーブン・ディエズ(カナダ)

男子ダブルス決勝

○7エンゾ・キュアコ/アルバーノ・オリベッティ(フランス)4-6 6-4 [10-2] ●9イニーゴ・セルバンテス/オリオル・ロカ バターリャ(スペイン)[WC]

男子ダブルス準決勝

○7エンゾ・キュアコ/アルバーノ・オリベッティ(フランス)7-6(5) 5-7 [10-7] ●3ジェラール・グラノイェルス/ペドロ・マルチネス(スペイン)[3]

○9イニーゴ・セルバンテス/オリオル・ロカ バターリャ(スペイン)[WC] 6-1 7-6(1) ●16ルイス ダビド・マルチネス/ミゲル アンヘル・レイエス バレラ(ベネズエラ/メキシコ)[2]

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写真◎Getty Images

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