ルブレフがチョリッチを倒し、ジョコビッチに並ぶ今季4勝目 [サンクトペテルブルク・オープン]

2020-10-19

ルブレフがチョリッチを倒し、ジョコビッチに並ぶ今季4勝目 [サンクトペテルブルク・オープン]

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※写真はアンドレイ・ルブレフ（ロシア）（Getty Images）

ATPツアー公式戦の「サンクトペテルブルク・オープン」（ATP500／ロシア・サンクトペテルブルク／10月12～18日／賞金総額139万9370ドル／室内ハードコート）の男子シングルス決勝で、第3シードのアンドレイ・ルブレフ（ロシア）が第7シードのボルナ・チョリッチ（クロアチア）を7-6(5) 6-4で下し、新型コロナウイルス（COVID-19）のパンデミックで短縮された2020年のツアーでノバク・ジョコビッチ（セルビア）に続いて4タイトルを獲得した2人目の選手となった。

　第1セット2-5から挽回したルブレフは、持ち込んだタイブレークで最後の5ポイントを連取して一気に制した。第2セットはルブレフが2-2からブレークし、その後は確実にサービスゲームをキープして勝利につなげた。ルブレフはそのあと一度もブレークポイントに直面せず、安定した試合運びで試合を締めくくった。

　今週のATPランキングで初めてトップ10入りしたルブレフは、この優勝によって来月開催されるATPファイナルズ出場に大きく近づいた。ルブレフは今年1月にカタールとアデレードを制し、先月はハンブルクで優勝していた。

　チョリッチに勝ったことで、ルブレフは今季のマッチ34勝目を挙げた。これは37勝のジョコビッチに続く2位で、3位のステファノス・チチパス（ギリシャ）は27勝となっている。

　ツアー決勝での戦績はルブレフが6勝2敗に伸ばした一方で、チョリッチは2勝5敗で2018年にハレで優勝してから3連敗となっている。

　ダブルス決勝も行われ、第2シードのユルゲン・メルツァー（オーストリア）／エドゥアール・ロジェバセラン（フランス）がマルセロ・デモリナー（ブラジル）／マットヴェ・ミドルコープ（オランダ）を6-2 7-6(4)で倒し、同ペアでの初優勝を飾った。

　今大会ではスタンドに観客を入れて開催され、決勝戦では室内アリーナに最大2500人のファンを受け入れると主催者は発表していた。(C)AP（テニスマガジン）

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写真◎Getty Images

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