16歳ガウフがシニアコバを下してサバレンカとの2回戦へ [オストラバ・オープン]

写真はローマの大会でのコリ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「J&T銀行オストラバ・オープン」(WTAプレミア/チェコ・オストラバ/10月19~25日/賞金総額52万8500ドル/室内ハードコート)の女子シングルス1回戦で、予選を勝ち上がってきた16歳のコリ・ガウフ(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した地元選手のカテリーナ・シニアコバ(チェコ)を7-5 6-4で退けた。ガウフは次のラウンドで、第3シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

「今日のプレーは最高でも最悪でもなく、中の下といったところといった感じかしら」とガウフは試合後に振り返った。「スタートはあまりよくなかったわ…。最初のゲームをラブゲームでブレークされてしまったから。でも、私は戦い続けた」。

 ガウフはまた会場が無観客であることについて、「(このような状況では)間違いなくもっと元気を出して、通常以上に自分を駆り立てる必要があるわ」と語った。「観客があまりいない中でプレーするときは、ジュニア時代を思い出すの。でも屋外の無人コートでプレーする以上に、空の(室内)スタジアムでプレーするほうが奇妙な感じね」。

 この日プレーした唯一のシード勢だったエレナ・リバキナ(カザフスタン)は、予選勝者のダリア・カサキナ(ロシア)に2-6 6-3 3-6で敗れた。カサキナは2回戦で、デヤナ・イエストレムスカ(ウクライナ)に3-6 7-6(6) 6-1の逆転勝ちをおさめたジェニファー・ブレイディ(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)がジャン・シューアイ(中国)を6-1 6-1で、オンス・ジャバー(チュニジア)がバーボラ・ストリコバ(チェコ)を6-2 6-2で、予選勝者のベロニカ・クデルメトワ(ロシア)はドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-2 6-4で下し、それぞれ2回戦に駒を進めた。(テニスマガジン)

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