住友ゴム工業株式会社が主催する「2020 DUNLOP ROAD TO THE AUSTRALIAN OPEN JUNIOR SERIES IN YOKKAICHI」（三重県四日市市・四日市テニスセンター／11月6～9日／ハードコート）は最終日を迎え、男女の優勝者が決定した。

　男子決勝は上野山大洋（光明学園相模原高等学校）と原崎朝陽（神村学園）の対戦となり、第2シードの上野山が第8シードの原崎を7-6(2) 6-0で下して優勝を飾った。

　女子は唯一ノーシードから決勝トーナメントに進出した伊藤あおい（代々木高等学校）が準決勝で第1シードの石井さやか（渋谷区立松濤中学校）を7-5 6-1で退け、決勝では第1シードの森岡きらら（神村学園）を6-4 6-0で倒してチャンピオンに輝いた。

　今年の大会は新型コロナウイルス（COVID-19）の影響を考慮した上で規模を縮小して国内選手のみを対象とし、男女の優勝者には翌年のオーストラリアン・オープン・ジュニアの前哨戦である「トララルゴン・ジュニア国際」（ITFグレード1／ハードコート）のシングルス予選ワイルドカード（主催者推薦枠）が与えられる。

　試合は男女とも原則4人1組の4グループに分かれてラウンドロビン（総当たり戦）を行い、上位1名ずつが決勝トーナメントに進出して優勝を争う。すべての試合は2タイブレークセット、1セットオール後は10ポイントマッチタイブレーク方式で行われた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位

決勝トーナメント｜男子決勝

○3上野山大洋（光明学園相模原高等学校）[2] 7-6(2) 6-0 ●1原崎朝陽（神村学園）[8]

決勝トーナメント｜男子準決勝

○1原崎朝陽（神村学園）[8] 6-4 1-6 [10-7] ●2堤隆貴（四日市工業高等学校）[5]

○3上野山大洋（光明学園相模原高等学校）[2] 6-0 4-6 [10-7] ●4高悠亜（関西高等学校）[6]

決勝トーナメント｜女子決勝

○2伊藤あおい（代々木高等学校）6-4 6-0 ●4森岡きらら（神村学園）[2]

決勝トーナメント｜女子準決勝

○2伊藤あおい（代々木高等学校）7-5 6-1 ●1石井さやか（渋谷区立松濤中学校）[1]

○4森岡きらら（神村学園）[2] 6-4 6-7(4) [10-7] ●3加藤智子（神村学園）[3]