ともに初優勝を目指すティームとメドベージェフが決勝へ [Nitto ATPファイナルズ]
アフタヌーンセッションでティームが第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)との接戦を7-5 6-7(10) 7-6(5)で制し、イブニングセッションではメドベージェフが第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)を3-6 7-6(4) 6-3で振りきった。
2年連続で最終セットのタイブレークで決着がついたジョコビッチとの死闘はふたたびティームに軍配が上がり、昨年は第3セット5-1とリードしながら逆転負けを喫していたメドベージェフはナダルに雪辱を果たした。
決勝で対戦する両者の過去の対戦成績は、3勝1敗でティームがリード。今シーズンは9月にUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の準決勝で対戦しており、ティームが6-2 7-6(7) 7-6(5)で勝っている。どちらが勝っても新チャンピオンの誕生となる。
ATPファイナルズはATPツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。
ロンドンでATPファイナルズが開催されるのは今年までとなっており、2021年から25年まではイタリア・トリノで行われることが決まっている。(テニスマガジン)
※[ ]数字はシード順位
決勝トーナメント|シングルス
決勝
ダニール・メドベージェフ(ロシア)[4] vs ドミニク・ティーム(オーストリア)[3]
準決勝
○ダニール・メドベージェフ(ロシア)[4] 3-6 7-6(4) 6-3 ●ラファエル・ナダル(スペイン)[2]
○ドミニク・ティーム(オーストリア)[3] 7-5 6-7(10) 7-6(5) ●ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1]
ラウンドロビン|シングルス
グループ東京1970
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1]、ダニール・メドベージェフ(ロシア)[4]、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[5]、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)[8]
■11月16日(月)
○ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1] 6-3 6-2 ●ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)[8]
○ダニール・メドベージェフ(ロシア)[4] 6-3 6-4 ●アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[5]
■11月18日(水)
○ダニール・メドベージェフ(ロシア)[4] 6-3 6-3 ●ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1]
○アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[5] 6-3 4-6 6-3 ●ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)[8]
■11月20日(金)
○ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1] 6-3 7-6(4) ●アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[5]
○ダニール・メドベージェフ(ロシア)[4] 6-3 6-3 ●ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)[8]
《グループ東京1970|最終順位》
1位 メドベージェフ:3勝0敗(セット6-0、ゲーム36-19)
2位 ジョコビッチ:2勝1敗(セット4-2、ゲーム31-26)
3位 ズベレフ:1勝2敗(セット2-5、ゲーム32-37)
4位 シュワルツマン:0勝3敗(セット1-6、ゲーム23-40)
グループ・ロンドン2020
ラファエル・ナダル(スペイン)[2]、ドミニク・ティーム(オーストリア)[3]、ステファノス・チチパス(ギリシャ)[6]、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[7]
■11月15日(日)
○ドミニク・ティーム(オーストリア)[3] 7-6(5) 4-6 6-3 ●ステファノス・チチパス(ギリシャ)[6]
○ラファエル・ナダル(スペイン)[2] 6-3 6-4 ●アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[7]
■11月17日(火)
○ドミニク・ティーム(オーストリア)[3] 7-6(7) 7-6(4) ●ラファエル・ナダル(スペイン)[2]
○ステファノス・チチパス(ギリシャ)[6] 6-1 4-6 7-6(6) ●アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[7]
■11月19日(木)
○ラファエル・ナダル(スペイン)[2] 6-4 4-6 6-2 ●ステファノス・チチパス(ギリシャ)[6]
○アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[7] 6-2 7-5 ●ドミニク・ティーム(オーストリア)[3]
《グループ・ロンドン2020|最終順位》
1位 ティーム:2勝1敗(セット4-3、ゲーム38-40)
2位 ナダル:2勝1敗(セット4-3、ゲーム40-33)
3位 チチパス:1勝2敗(セット4-5、ゲーム44-46)
4位 ルブレフ:1勝2敗(セット3-4、ゲーム33-36)
写真◎Getty Images
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