ティームが4回戦へ、次はワウリンカを倒したガストン [フレンチ・オープン]
今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)の男子シングルス3回戦で、第3シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第28シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を6-4 6-3 6-1で下し、ベスト16に進出した。試合時間は2時間15分。
ロラン・ギャロスに7年連続出場となる27歳のティームは2016年から4年連続で準決勝以上に進出し、2018年と19年に準優勝。決勝の相手はいずれもラファエル・ナダル(スペイン)で、昨年は3-6 7-5 1-6 1-6で敗れていた。
今シーズンのティームは2月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の決勝で敗れたが、9月にはUSオープンで悲願のグランドスラム初制覇を成し遂げた。
2月にブエノスアイレス(ATP250)でATPツアー初タイトルを獲得した21歳のルードはクレーコートを得意としており、前哨戦のローマ(ATP1000)とハンブルク(ATP500)ではともに4強入りしていた。
ティームは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したユーゴ・ガストン(フランス)と対戦する。元ジュニア世界ランク2位で20歳のガストンは3回戦で、第16シードのスタン・ワウリンカ(スイス)を2-6 6-3 6-3 4-6 6-0で破って勝ち上がった。
そのほかの試合では、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)が第27シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を7-6(5) 6-3 7-6(17)で退け、20歳のセバスチャン・コルダ(アメリカ)はペドロ・マルチネス(スペイン)との予選勝者同士の対戦を6-4 6-3 6-1で制し、それぞれ16強入りを決めた。(テニスマガジン)
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者
男子シングルス3回戦|主な試合結果
○68ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)7-6(5) 6-3 7-6(17) ●72テイラー・フリッツ(アメリカ)[27]
○85ユーゴ・ガストン(フランス)[WC] 2-6 6-3 6-3 4-6 6-0 ●81スタン・ワウリンカ(スイス)[16]
○96ドミニク・ティーム(オーストリア)[3] 6-4 6-3 6-1 ●89キャスパー・ルード(ノルウェー)[28]
○117セバスチャン・コルダ(アメリカ)[Q] 6-4 6-3 6-1 ●115ペドロ・マルチネス(スペイン)[Q]
※写真はドミニク・ティーム(オーストリア)
PARIS, FRANCE - OCTOBER 02: Dominic Thiem of Austria plays a forehand during his Men's Singles third round match against Casper Ruud of Norway on day six of the 2020 French Open at Roland Garros on October 02, 2020 in Paris, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)
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