新型コロナのプロトコル違反でクエリーに執行猶予付きの罰金処分

写真はアメリカ・ジョージア州アトランタで開催されたエキシビション大会でのサム・クエリー(アメリカ)(Getty Images)

10月のサンクトペテルブルク・オープンで新型コロナウイルス(COVID-19)のプロトコルに違反したとして、サム・クエリー(アメリカ)がATPツアーから執行猶予付きで2万ドルの罰金を科せられた。

 クエリーはウイルス検査で陽性と診断されたあと、地元当局に現地での自己隔離を要請されていたにも関わらずプライベートジェットで無断でロシアを離れた。ATP(男子プロテニス協会)は一件を調査の結果、クエリーの行為はスポーツの規範に反するものであるとの結論に達した。

 しかしながらこの罰金は、33歳のクエリーが6ヵ月の観察期間中に再度COVID-19に関わる健康と安全に関するプロトコル違反を犯さなければ免除されることになる。

 ATPは執行猶予付きの罰金を決めるに際し、今回のことを除けば長年に渡ってよいものだったクエリーのATPツアーでの振る舞いと他の酌量すべき要素を考慮したと説明した。(C)AP(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles