今季のWTAツアー開幕戦となる「アブダビWTA女子テニスオープン」（アラブ首長国連邦・アブダビ／1月6～13日／賞金総額56万5530ドル／ハードコート）の女子ダブルス1回戦で、第5シードの青山修子（近藤乳業）／柴原瑛菜（橋本総業ホールディングス）がアンドレア・クレパーチ（スロベニア）／マルタ・コスチュク（ウクライナ）に4-6 7-5 [12-10]で競り勝ち、今季初戦を勝利で飾った。試合時間は1時間41分。

　2019年からペアを組み始めた青山／柴原は、今回がツアー大会で17回目のダブルス出場。昨年はフェドカップ（現ビリー ジーン・キング・カップ）を含む12大会でプレーし、2月のサンクトペテルブルク（WTAプレミア／室内ハードコート）でツアー3勝目となるタイトルを獲得した。

　両親ともに日本人ながら南カリフォルニアで生まれ育った柴原は、2019年6月に国籍登録をアメリカから日本に変更した。ジュニア時代の柴原は、ジェイダ・ハート（アメリカ）とのコンビで臨んだ2016年USオープン・ジュニアのダブルスで優勝した実績を持っている。

　シングルスの予選にも出場していた柴原は初戦で二宮真琴（エディオン）を6-1 6-4で下したが、予選決勝で第12シードのアナスタシア・ガサノワ（ロシア）に6-4 5-7 2-6で敗れていた。

　青山／柴原は2回戦で、カテリーナ・ボンダレンコ／ナディヤ・キッシャノック（ともにウクライナ）とカロリーナ・ムチョバ／マルケタ・ボンドルソバ（ともにチェコ）の勝者と対戦する。

　そのほかの日本勢は二宮がダリヤ・ユラク（クロアチア）とのコンビでダブルスにエントリーしており、初戦の対戦相手はUSオープン優勝ペアのラウラ・シグムンド（ドイツ）／ベラ・ズボナレワ（ロシア）となっている。

　アブダビWTA女子テニスオープンはWTA500の大会で、シングルス64ドロー、ダブルス28ドローで争われる。（テニスマガジン）

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、Altは繰り上がり出場

予選結果｜日本人選手

予選決勝

●6柴原瑛菜（日本／橋本総業ホールディングス）6-4 5-7 2-6 ○8アナスタシア・ガサノワ（ロシア）[12]

予選1回戦

○6柴原瑛菜（日本／橋本総業ホールディングス）6-1 6-4 ●5二宮真琴（日本／エディオン）[Alt]

上位出場選手シード順位｜シングルス

ソフィア・ケニン（アメリカ）[1]
エリナ・スビトリーナ（ウクライナ）[2]
カロリーナ・プリスコバ（チェコ）[3]
アーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）[4]

この投稿をInstagramで見る

Ena Shibahara 柴原瑛菜(@enashibs)がシェアした投稿