大坂なおみとシフィオンテクがグランドスラム優勝後初の公式戦を勝利で飾る [ギップスランド・トロフィー]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「ギップスランド・トロフィー」(WTA500/オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/1月31日~2月6日/賞金総額44万7620ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、大坂なおみ(日清食品)とイガ・シフィオンテク(ポーランド)がグランドスラム大会でタイトルを獲得したあと最初の試合を勝利で飾った。

 USオープンで2年ぶりに女王の座に返り咲いた第2シードの大坂がアリゼ・コルネ(フランス)を6-2 6-2で退け、ロラン・ギャロスでグランドスラム初制覇を果たした第6シードのシフィオンテクはカーヤ・ユバン(スロベニア)を2-6 6-2 6-1で振りきった。

 3回戦では大坂がコリ・ガウフ(アメリカ)を3-6 7-5 6-2で破って勝ち上がったケイティ・ブルター(イギリス)と、シフィオンテクは前日に勝ち上がりを決めていた第9シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)と対戦する。

 この日初戦に臨んだ上位シード勢は第5シードのジョハナ・コンタ(イギリス)と第7シードのエリース・メルテンス(ベルギー)が3回戦に駒を進めたが、第4シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)はカイア・カネピ(エストニア)に1-6 6-2 1-6で敗れた。

 サバレンカは今季のWTAツアー開幕戦だったアブダビ(WTA500/ハードコート)を制して3大会連続優勝を果たしたが、昨年秋から続いていた連勝は「15」でストップした。

 そのほかの試合では、第12シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)、第16シードのラウラ・シグムンド(ドイツ)、ダリア・カサキナ(ロシア)、イリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 この大会は「メルボルン・サマーシリーズ」の一環として行われ、オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の前哨戦のひとつとして他のWTA500イベント2大会と一緒にメルボルン・パークで開催されている。今年のオーストラリアン・オープンは新型コロナウイルス(COVID-19)の規制のために従来より3週間開始を遅らせ、2月8日にメルボルン・パークで開幕する予定になっている。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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