イタリアが準決勝進出一番乗り、ドイツは初戦に勝利 [ATPカップ]

写真はマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)(Getty Images)

2020年に新設された世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・メルボルン/2月2~6日/賞金総額750万ドル/ハードコート)の大会2日目のデイセッションは、グループAとグループCのラウンドロビン(グループ内総当たり戦)第2戦が行われた。

 ロッド・レーバー・アリーナ(グループA)は初戦に臨んだドイツがカナダを2勝1敗で破り、ジョン・カイン・アリーナ(グループC)ではフランスを2勝1敗で下したイタリアが2連勝を飾って準決勝進出一番乗りを決めた。

 新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる影響を受けてシーズン序盤の日程が大幅に変更されたため、今年の大会は規模を縮小して12チームで争われる。24チームが参加した昨年は3会場(ブリスベン、パース、シドニー)で行われたが、今回はATP250の2大会と一緒にメルボルン・パークで開催されることになった。

 今年のATPカップは最初の3日間で12ヵ国が3チームによる4グループに分れて総当たり戦を実施し、残りの2日間で各グループの1位による決勝トーナメントを行い優勝チームを決定する。試合はシングルス2試合(ベスト・オブ・3セットマッチ)とダブルス1試合(第3セット10ポイントマッチタイブレーク)で争われ、先に2勝を挙げたチームが勝者となる。(テニスマガジン)

ラウンドロビン第2戦|2月3日(水)

【DAY SESSION】

グループA|ドイツ(1勝0敗)2-1 カナダ(0勝2敗)

R1 ○ヤン レナード・ストルフ 7-6(4) 7-6(2) ●ミロシュ・ラオニッチ
R2 ○アレクサンダー・ズベレフ 6-7(5) 6-3 7-6(4) ●デニス・シャポバロフ
R3 ●ケビン・クラウィーツ/ヤン レナード・ストルフ 6-7(4) 7-6(6) [3-10] ○スティーブン・ディエズ/ピーター・ポランスキー

グループC|イタリア(2勝0敗)2-1 フランス(0勝1敗)

R1 ○ファビオ・フォニーニ 6-1 7-6(2) ●ブノワ・ペール
R2 ○マッテオ・ベレッティーニ 6-4 6-2 ●ガエル・モンフィス
R3 ●シモーネ・ボレッリ/アンドレア・ババッソーリ 3-6 4-6 ○ニコラ・マウ/エドゥアール・ロジェ バセラン

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写真◎Getty Images

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