メルテンスがカネピを下してツアー6勝目 [ギップスランド・トロフィー]

写真はエリース・メルテンス(ベルギー)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「ギップスランド・トロフィー」(WTA500/オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/1月31日~2月6日/賞金総額44万7620ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第7シードのエリース・メルテンス(ベルギー)がカイア・カネピ(エストニア)を6-4 6-1で下して今季初優勝を飾った。

 25歳のメルテンスがWTAツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、2019年2月のカタール・オープン以来で通算6度目となる。彼女は昨年8月のツアー再開後してから27試合に勝っており、これは他のどの選手よりも多い数字となる。

 今大会でのメルテンスは、初戦となった2回戦で日本の日比万葉(グラムスリー)を6-2 6-2で、3回戦で第12シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)を7-6(1) 6-3で、準々決勝では第3シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-3 5-7 [10-6]で破り、準決勝は第2シードの大坂なおみ(日清食品)が棄権したため不戦勝で決勝進出を決めていた。

 ダブルス決勝はトップ2シード対決となり、第1シードのバーボラ・クレイチコバ/カテリーナ・シニアコバ(ともにチェコ)が第2シードのチャン・ハオチン/チャン・ラティーシャ(ともに台湾)を6-3 7-6(4)で下してチャンピオンに輝いた。

 この大会は「メルボルン・サマーシリーズ」の一環として行われ、オーストラリアン・オープンの前哨戦のひとつとして他のWTA500イベント2大会と一緒にメルボルン・パークで開催された。今年のオーストラリアン・オープンは新型コロナウイルス(COVID-19)の規制のために従来より3週間開始を遅らせ、2月8日にメルボルン・パークで開幕する予定になっている。(APライター◎ジョン・パイ/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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