大坂なおみが準決勝を棄権「連戦続きで肩の違和感が再発した」 [ギップスランド・トロフィー]
大坂なおみの棄権で決勝進出が決まったエリース・メルテンス(ベルギー)(Getty Images)
大坂は2018年と昨年のUSオープンで優勝、その間に2019年のオーストラリアン・オープンも制している。2018年頃から「肩にちょっとした違和感が続いている」という大坂は大事をとってグランドスラムの開幕前に小休止を取ることになった。
プロ22年目のカイア・カネピ(エストニア)が2013年以来のツアー決勝進出
このためメルテンスは不戦勝で勝ち上がり、決勝では第9シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を6-3 7-6(6)で退けたカイア・カネピ(エストニア)と対戦する。
「このところ、連戦続きで試合が多かったから、ちょっと再発したような感じ。今はオーストラリアン・オープンの前に回復するのに十分な時間がとれることを願っている」と大坂はケガの状況について語った。
オーストラリアに移動後、14日間の隔離を強いられた選手たちのために主催者は今週6大会を開催している。
今週、選手たちの宿泊するホテル従業員が新型コロナウイルス(COVID-19)に感染したため24時間の中断期間が設けられ、160人の選手を含む507人が自主隔離を強いられた。その影響で準決勝、決勝の日程が1日遅れとなった。
「私は通常、グランドスラムの直前は大会に出場していない。だから、それが要因だと言える。それでも、今回は試合を組んだほうがいいと思った。みんなも同じように考えていたと思う。今日プレーできなかったのは少し悲しいけど、最終的には正しい判断をしたと思っている」と大坂はケガの要因に触れつつも、前を向いた。(APライター◎ジョン・パイ/構成◎テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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